眠ねむるように 穏おだやかなキスをした
冷つめたいまま…
まだ 熱ねつを持もつ痛いたみを
触さわらずに避さけてきた
ねえ 僕ぼくは君きみを見みてた?
歪ゆがんだ記憶きおくの中なかで
浮うかぶ笑顔えがおさえ 感情かんじょうに沿そえない
最期さいごなのに 泣なけないんだ
眠ねむるように 穏おだやかなキスをした
目覚めざめを願ねがいながら
より深ふかく 健すこやかに微笑ほほえんだ
冷つめたいまま 優やさしく
もう 熱ねつもない体からだと
失うしなった記憶きおくたち
ねえ 君きみの出来事できごとだけ
空虚くうきょに包つつまれていく
咲さいた夏水仙りこりすが水面すいめんに映うつった
水底みなそこから 手てを伸のばした
眠ねむるように 穏おだやかな沈黙ちんもくで
全すべてを手てに入いれたら
より深ふかく 君きみを見みつめてみても
漂ただようのは 星空ほしぞら
君きみと見みた夜空よぞらが
君きみと見みた憧憬しょうけいが
ばらばらになる…
震ふるえてる空そらが とめどないから
涙なみだを流ながせるんだ
嗚咽おえつする声こえが 幽かすかに響ひびく
君きみの中なかで
眠ねむるように 穏おだやかなキスをした
目覚めざめを願ねがいながら
より深ふかく 健すこやかに微笑ほほえんだ
冷つめたいまま…
「出逢であえた」
眠nemuるようにruyouni 穏odaやかなyakanaキスkisuをしたwoshita
冷tsumeたいままtaimama…
まだmada 熱netsuをwo持moつtsu痛itaみをmiwo
触sawaらずにrazuni避saけてきたketekita
ねえnee 僕bokuはha君kimiをwo見miてたteta?
歪yugaんだnda記憶kiokuのno中nakaでde
浮uかぶkabu笑顔egaoさえsae 感情kanjouにni沿soえないenai
最期saigoなのにnanoni 泣naけないんだkenainda
眠nemuるようにruyouni 穏odaやかなyakanaキスkisuをしたwoshita
目覚mezaめをmewo願negaいながらinagara
よりyori深fukaくku 健sukoやかにyakani微笑hohoeんだnda
冷tsumeたいままtaimama 優yasaしくshiku
もうmou 熱netsuもないmonai体karadaとto
失ushinaったtta記憶kiokuたちtachi
ねえnee 君kimiのno出来事dekigotoだけdake
空虚kuukyoにni包tsutsuまれていくmareteiku
咲saいたita夏水仙rikorisuがga水面suimenにni映utsuったtta
水底minasokoからkara 手teをwo伸noばしたbashita
眠nemuるようにruyouni 穏odaやかなyakana沈黙chinmokuでde
全subeてをtewo手teにni入iれたらretara
よりyori深fukaくku 君kimiをwo見miつめてみてもtsumetemitemo
漂tadayoうのはunoha 星空hoshizora
君kimiとto見miたta夜空yozoraがga
君kimiとto見miたta憧憬syoukeiがga
ばらばらになるbarabaraninaru…
震furuえてるeteru空soraがga とめどないからtomedonaikara
涙namidaをwo流nagaせるんだserunda
嗚咽oetsuするsuru声koeがga 幽kasuかにkani響hibiくku
君kimiのno中nakaでde
眠nemuるようにruyouni 穏odaやかなyakanaキスkisuをしたwoshita
目覚mezaめをmewo願negaいながらinagara
よりyori深fukaくku 健sukoやかにyakani微笑hohoeんだnda
冷tsumeたいままtaimama…
「出逢deaえたeta」