桜花爛漫 歌詞 徒花TOXiC ふりがな付

長ながい髪かみ妖艶ようえんに光ひかる 隙間すきまから見みえるうなじ
白しろい肌はだ細ほそく伸のびる指ゆび 赤あかく染そまる頬ほほ唇くちびる
見みつめてるナニカ瞳ひとみの奥おく 漂ただよう禁断きんだんの匂におい
僕ぼくを拒こばむ雲くもが邪魔じゃまをして 月つきのように見みえ隠かくれする

空そらを舞まう鳥とりや風かぜの行方ゆくえなど誰だれにもわかりゃしない
色いろづいていくよ 心こころは鮮あざやかに
君きみのまにまに

もっと手てを叩たたけ もっと声こえならせ
後悔こうかい乗のり越こえて壁かべをぶち壊こわせ
明日あすを越こえていけ誰だれも敵かなわない
疾風怒濤しっぷうどとうの嵐あらしのように

芽生めばえたこの想おもい刹那せつなに散ちりゆこうとも
可憐かれんに咲さき誇ほこる恥はじなど忘わすれるほどに
舞まえよ舞まえよ桜花爛漫おうからんまん

恋人こいびとたちが出会であう花はなの都みやこ 往来おうらいに騒さわぐ子猫こねこの声こえ
導みちびかれるままに向むかった先さきに麗うるわしき乙女おとめの涙なみだ
不意ふいに落おちたそれは妙みょうに悲かなしく いたたまれず声こえをかけた
なんでもないのと笑わらう君きみの仕草しぐさ 風かぜが浚さらったのは群雲むらくも

瞬まばたきも忘わすれるくらい心こころ 視線しせん奪うばわれていく
走はしった稲妻いなずま見みたことのない笑顔えがお
花火はなびのごとし

ぱっと打うち上あがれ もっと声こえならせ
誰だれより近ちかくで見みつめていたい
炎ほのおの中なかでも嵐あらしの中なかでも
駆かけ抜ぬけていくよ 誰だれより疾はやく

恋こいだといえどひとえに春はるノ夜よノ夢ゆめ
今いまを行ゆき交かう鼓動こどうの誘さそうままに
どうかお手てをくだしゃんせ

宣戦布告せんせんふこくさ 君きみを捕つかまえるまで
僕ぼくは鳴なき続つづける 君きみは天邪鬼あまのじゃく
星ほしのない夜よるも雨あめの降ふる夜よるも
月つきは巡めぐる巡めぐる春夏秋冬しゅんかしゅうとう

もっと手てを叩たたけ もっと声こえならせ
後悔こうかい乗のり越こえて壁かべをぶち壊こわせ
明日あすを越こえていけ誰だれも敵かなわない
疾風怒濤しっぷうどとうの嵐あらしのように

芽生めばえたこの想おもい刹那せつなに散ちりゆこうとも
可憐かれんに咲さき誇ほこる恥はじなど忘わすれるほどに
舞まえよ舞まえよ 高たかく高たかく
舞まえよ舞まえよ 桜花爛漫おうからんまん