咲さき誇ほこれ
閑しずかに零こぼれる
ひとひらに願ねがいを乗のせて
乱みだれ咲ざき
乱みだれて散ちりたい
一瞬いっしゅんの命いのちを燃もやせ
産声うぶごえ上あげて
脆弱ぜいじゃくな頬ほおを撫なでる
無情むじょうな嵐あらし
天てんは試ためしてる
勝算しょうさんはこの手ての
返かえし方かたひとつ
裸足はだしのまま無様ぶざまに走はしれ
賽さいの数かずを追おい越こせ
花はなは風かぜに煽あおられながら
この時代じだいを刻きざみ 弾はじける
青あおい蕾つぼみを抱だいて
勝かち誇ほこれ
昨日きのうの自分じぶんに
誰だれひとり僕ぼくのこの手てを
握にぎらぬ時ときも
月つきに架かかる雲くもは
闇やみを誘さそう
道みちは閉とざされる
成なす術すべがないなら
遮二無二しゃにむに駆かけ出だせ
裸足はだしのまま無様ぶざまに走はしれ
賽さいの数かずを追おい越こせ
花はなは風かぜに煽あおられながら
この時代じだいを刻きざみ 弾はじける
青あおい蕾つぼみを抱だいて
繋つないだ手ての熱あつさと重おもさ
振ふり解ほどいた安やすらぎ
ほとばしった涙なみだを注そそぎ
この胸むねの襞ひだは弾はじける
青あおい蕾つぼみを抱だいて
咲さき誇ほこれ
風立かぜたちぬ
勝かち誇ほこれ
時ときは今いま
此これノ花はな
散ちルマデ
咲saきki誇hokoれre
閑shizuかにkani零koboれるreru
ひとひらにhitohirani願negaいをiwo乗noせてsete
乱midaれre咲zaきki
乱midaれてrete散chiりたいritai
一瞬issyunのno命inochiをwo燃moやせyase
産声ubugoe上aげてgete
脆弱zeijakuなna頬hooをwo撫naでるderu
無情mujouなna嵐arashi
天tenはha試tameしてるshiteru
勝算syousanはこのhakono手teのno
返kaeしshi方kataひとつhitotsu
裸足hadashiのままnomama無様buzamaにni走hashiれre
賽saiのno数kazuをwo追oいi越koせse
花hanaはha風kazeにni煽aoられながらrarenagara
このkono時代jidaiをwo刻kizaみmi 弾hajiけるkeru
青aoいi蕾tsubomiをwo抱daいてite
勝kaちchi誇hokoれre
昨日kinouのno自分jibunにni
誰dareひとりhitori僕bokuのこのnokono手teをwo
握nigiらぬranu時tokiもmo
月tsukiにni架kaかるkaru雲kumoはha
闇yamiをwo誘sasoうu
道michiはha閉toざされるzasareru
成naすsu術subeがないならganainara
遮二無二syanimuni駆kaけke出daせse
裸足hadashiのままnomama無様buzamaにni走hashiれre
賽saiのno数kazuをwo追oいi越koせse
花hanaはha風kazeにni煽aoられながらrarenagara
このkono時代jidaiをwo刻kizaみmi 弾hajiけるkeru
青aoいi蕾tsubomiをwo抱daいてite
繋tsunaいだida手teのno熱atsuさとsato重omoさsa
振fuりri解hodoいたita安yasuらぎragi
ほとばしったhotobashitta涙namidaをwo注sosoぎgi
このkono胸muneのno襞hidaはha弾hajiけるkeru
青aoいi蕾tsubomiをwo抱daいてite
咲saきki誇hokoれre
風立kazetaちぬchinu
勝kaちchi誇hokoれre
時tokiはha今ima
此koreノno花hana
散chiルマデrumade