ヨシムラ 歌詞 さだまさし ふりがな付

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よみ:よしむら

ヨシムラ 歌詞

さだまさし

1991.6.25 リリース
作詞
さだまさし
作曲
さだまさし
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こわいものなしできてたとおもってたおとうと
さけったいきおいで告白こくはくしたことがある
じつ子供こどもころのこと おな町内ちょうないんでいた
ヨシムラってやつが かなりこわかったということを

ヨシムラはたしぼくよりふたつほど年上としうえ
駄菓子屋だがしや大人おとなしい息子むすこけっしていじめっこではなく
ぼくはふとむしろぎゃくおとうとかれ怪我けがをさせたさわぎと
ひたすらあやまるおふくろの背中せなかおもしていた

なつかしきかな少年しょうねん時代じだい脇役わきやくたち
なつかしきかなワンパク時代じだい仇役かたきやくたちよ

ふくろはまだわかこえおおきくはや
たたかれてきべそをかいていたおとうと
みんな無邪気むじゃきだった あのころ

じつはそのあと故郷ふるさとかえ仕事しごとがあったので
本当ほんとうひさりにあのまちたずねてみた
学校がっこう沿いのほそみちさらせまくなってそこにあり
ヨシムラの駄菓子屋だがしや相変あいかわらずそこにあった

何気なにげなく電話でんわをするふりでなかのぞいたら
すっかりおっさんになったヨシムラがそこにすわっていたが
タバコをひとつったら無愛想ぶあいそうりをくれた
ヨシムラ少年しょうねんぼくおぼえていなかった

なつかしきかな少年しょうねん時代じだいのときめきよ
なつかしきかなワンパク時代じだいのきらめきたちよ

はらっぱも土管どかんもいじめっこもいまはなく
おもだけがすこしもとしをとらずに
袋小路ふくろこうじに うずくまっていた

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曲名:ヨシムラ 歌手:さだまさし