1. 空缶と白鷺歌詞

「空缶と白鷺」の歌詞 さだまさし

1984/12/12 リリース
作詞
さだまさし
作曲
さだまさし
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白鷺しらさぎ一羽いちわ 一輪いちりん白菊しらぎくよう
よごれたかわのほとりで 空缶あきかんもれ
しずかに みずをみつめてる

かくれんぼをらない子供こどもえたって
だれかがはなしてた
ひとりらしの老人ろうじんたちえたって
だれかがつぶやいた
ぼくがこんなふうにおまえきしめているとき
何処どこかでだれかが おなかかせてんでゆく
ああ いつだって
かれらをいつめているのはぼくだった
そう そのくせに
しのべるふりするのもぼくだった
それが時代じだい正体しょうたいだとうそ承知しょうち
わらえるほど大人おとなえん
ふとがつけば ぼく卑怯ひきょうかおになった

世論調査よろんちょうさでは国民こくみん九割きゅうわり
中位ちゅうくらい満足まんぞくしてるって
なにかとひきかえにこのくに
一流いちりゅうふくだけれた
ぼくがこんなふうにおまえきしめているとき
何処どこかでだれかがピストルにたれてんでゆく
ああ いつだって
くしたくないものたちがおおすぎて
そう そのくせに
くしたあとでづくものばかり
それが幸福こうふくあかしだとうそ承知しょうち
かなしみながら まよいながら それでも
精一杯せいいっぱいだれもが 現在げんざいきている

2016ねんなつ子供こども
いまぼくとしになる
その時代じだいかれ自由じゆううた
うたわせてくれるだろうか
卑怯ひきょうかおになってきることに
かれまよころ
ぼくなにかの こたえをせるだろうか