1. Scene 3歌詞

「Scene 3」の歌詞 クラムボン

2015/3/25 リリース
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電源でんげんつけるとなつ高校野球こうこうやきゅう
この部屋へやとあの場所ばしょ温度差おんどさ想像そうぞうする
けた発泡酒はっぽうしゅかんころがり
エアコンの室外機しつがいきともにアルコールがまわ
五本目ごほんめのプシュをむかえたあたりで試合終了しあいしゅうりょう
ひざからくずちるラストバッター
グランドにちていく一筋ひとすじなみだ
そしてそれをながれたおれ一筋ひとすじなみだ
「おい,あのなみだとそのなみだ,一緒いっしょにすんなよ」
だれかのこえこえた たしかに
薄気味悪うすきみわるくなってしたテレビ
そしたらあんになった画面がめんなか
よくおとこかおうつった
すぐにこえぬしはこいつだってわかった

画面越がめんごしのそいつは
おこってるようなわらってるようなあわれんでるようなかおしてた
なんだか無償むしょうむねさわいで
まえなにがわかるんだって怒鳴どなった
おれには全部ぜんぶわかるよ」
ってそいつはこたえた
「じゃあなんでこうなった?」
「どこで間違まちがった?」
何度なんど何度なんどいかけた
何度なんど何度なんどつめてた
朝日あさひのぼころ質問しつもんきて
なおもにらけるおれをみてそいつはったんだ
おれだけはおまえ見放みはなしたりしないよ だから…」
そうはなった瞬間しゅんかんにそいつはくずれた
子供こどもみたいに無様ぶざま
なさけなくもてられないほどに だけど
いくら鈍感どんかんおれでもそれが
本当ほんとうなみだだってことだけは わかった
としたしずくさきにあったのは決意表明けついひょうめい
なんてかっこいいもんじゃない
必死ひっし必死ひっししぼした
そのこえは そのこえ
「おねがいです どうかおねがいです
贅沢ぜいたくいません
かね地位ちい名誉めいよもいりません
だから どうか どうか
おれおれだけの ドラマをください」
ある仕事終しごとおわりのかえみち
夜空よぞら見上みあげた
一番星以外いちばんぼしいがいほしかがやきにすくわれた
いつか夢見ゆめみたダイヤモンドのかがやきとはちがくともおれ
この日々ひびを この毎日まいにち
あいしていくんだ
おびえながらでもんでった爪先つまさき
そこがんぼみち 高層こうそうビルなんであれまち
わらずおれ脇役わきやくけてくる
なつわり あきちかづく 肌寒はださむ季節きせつ
それでもしずかにがる場所ばしょはどこだ
そと空気くうきむね内側うちがわ温度差おんどさ
想像そうぞうする そこからわずかでもだん
容赦ようしゃなくしず昨日きのうおなじくやみおそ
だれにもかげむそのなか
何度なんどでもくる太陽たいよう
きていく