瞼まぶたの かげろう
光ひかりが 彷徨さまよう
名前なまえを呼よんで 心こころがふわり
あてもなく空そらを仰あおぎ
濡ぬれた素肌すはだを 月つきにかざして
泣なきながら飛とんでく
空そらを駈かけて どこへ行いく
風かぜの中なかで聴きく あなたの声こえ
波間なみまの静しずけさ
言葉ことばを さらう
遠とおくを眺ながめ 涙なみだがホロリ
水面みなもに映うつる 懐なつかしい
水平線すいへいせんの ずっと向むこうに
浮うかんでは消きえてく
時ときがあなたを 連つれて行いく
波なみのように 形かたちをなくして
目めを閉とじるたびに 蘇よみがえる
美うつくしく舞まう 白しろい翼つばさ
空そらを駈かけて どこへ行いく
雲くもの中なかを 漂ただよいながら
愛あいはいつも 過すぎて行いく
風かぜの中なかで聴きく あなたの声こえ
瞼mabutaのno かげろうkagerou
光hikariがga 彷徨samayoうu
名前namaeをwo呼yoんでnde 心kokoroがふわりgafuwari
あてもなくatemonaku空soraをwo仰aoぎgi
濡nuれたreta素肌suhadaをwo 月tsukiにかざしてnikazashite
泣naきながらkinagara飛toんでくndeku
空soraをwo駈kaけてkete どこへdokohe行iくku
風kazeのno中nakaでde聴kiくku あなたのanatano声koe
波間namimaのno静shizuけさkesa
言葉kotobaをwo さらうsarau
遠tooくをkuwo眺nagaめme 涙namidaがgaホロリhorori
水面minamoにni映utsuるru 懐natsuかしいkashii
水平線suiheisenのno ずっとzutto向muこうにkouni
浮uかんではkandeha消kiえてくeteku
時tokiがあなたをgaanatawo 連tsuれてrete行iくku
波namiのようにnoyouni 形katachiをなくしてwonakushite
目meをwo閉toじるたびにjirutabini 蘇yomigaeるru
美utsukuしくshiku舞maうu 白shiroいi翼tsubasa
空soraをwo駈kaけてkete どこへdokohe行iくku
雲kumoのno中nakaをwo 漂tadayoいながらinagara
愛aiはいつもhaitsumo 過suぎてgite行iくku
風kazeのno中nakaでde聴kiくku あなたのanatano声koe