海辺うみべに吹ふく風かぜが 季節きせつの終おわりを告つげる
遠とおくに人影ひとかげちらほら 寂さびしさに俯うつむいた
寄よせて返かえす波なみに 悔くやしさも愛いとおしさも
投なげ捨すてたら白しろくて美うつくしい砂すなに変かわればいいのに
心こころが泣ないているよ あなたのいない今いまを
思おもい出でにはまだなりそうもない 僕ぼくを照てらしてる夕陽ゆうひの色いろに
ただあなたを思おもう
あの日ひの昼下ひるさがり 冷つめたい風かぜが吹ふくのに
「こんな海うみが好すき。」 はしゃいだ笑顔えがお スカートの裾すそまで濡ぬらした
さよならできないのは 温ぬくもり覚おぼえてるから
あなたの面影おもかげを探さがそうと ひとり目めを閉とじて また旅たびに出でる
帰かえらぬ日々ひびへと
雲くもが流ながれ 雨あめが降ふって また晴はれを待まつように
時間じかんに身みを委ゆだねた方ほうがいいだろう
だけど少すこし 少すこしでいい 置おき去ざりの僕ぼくのこと
覚おぼえていて欲ほしい ◆な期待きたいに
彷徨さまよっているだけ
あの日ひに帰かえりたくて 思おもいを伝つたえたくて
叶かなわぬことばかり夢見ゆめみてる 優やさしく滲にじんだ 夕陽ゆうひの色いろに
ただあなたを思おもう ただあなたに会あいたい
海辺umibeにni吹fuくku風kazeがga 季節kisetsuのno終oわりをwariwo告tsuげるgeru
遠tooくにkuni人影hitokageちらほらchirahora 寂sabiしさにshisani俯utsumuいたita
寄yoせてsete返kaeすsu波namiにni 悔kuyaしさもshisamo愛itoおしさもoshisamo
投naげge捨suてたらtetara白shiroくてkute美utsukuしいshii砂sunaにni変kaわればいいのにwarebaiinoni
心kokoroがga泣naいているよiteiruyo あなたのいないanatanoinai今imaをwo
思omoいi出deにはまだなりそうもないnihamadanarisoumonai 僕bokuをwo照teらしてるrashiteru夕陽yuuhiのno色iroにni
ただあなたをtadaanatawo思omoうu
あのano日hiのno昼下hirusaがりgari 冷tsumeたいtai風kazeがga吹fuくのにkunoni
「こんなkonna海umiがga好suきki。」 はしゃいだhasyaida笑顔egao スカsukaートtoのno裾susoまでmade濡nuらしたrashita
さよならできないのはsayonaradekinainoha 温nukuもりmori覚oboえてるからeterukara
あなたのanatano面影omokageをwo探sagaそうとsouto ひとりhitori目meをwo閉toじてjite またmata旅tabiにni出deるru
帰kaeらぬranu日々hibiへとheto
雲kumoがga流nagaれre 雨ameがga降fuってtte またmata晴haれをrewo待maつようにtsuyouni
時間jikanにni身miをwo委yudaねたneta方houがいいだろうgaiidarou
だけどdakedo少sukoしshi 少sukoしでいいshideii 置oきki去zaりのrino僕bokuのことnokoto
覚oboえていてeteite欲hoしいshii ◆なna期待kitaiにni
彷徨samayoっているだけtteirudake
あのano日hiにni帰kaeりたくてritakute 思omoいをiwo伝tsutaえたくてetakute
叶kanaわぬことばかりwanukotobakari夢見yumemiてるteru 優yasaしくshiku滲nijiんだnda 夕陽yuuhiのno色iroにni
ただあなたをtadaanatawo思omoうu ただあなたにtadaanatani会aいたいitai