通とおりを埋うめた幾千いくせんの影かげは 異国いこくの風かぜの虜とりことなる
漕こぎ出でる舟ふねは波間なみまに揺ゆれて 届とどきはしない手紙てがみ託たくす
小ちいさな窓まどから忍しのび込こむ夢ゆめ 見知みしらぬ街角まちかどに佇たたずむ人ひと
自由じゆうの丘おかに鐘かね鳴なり響ひびく 羽根はねを休やすめるカラスの群むれ
幼おさなき子供こどもたち 巡めぐる旅人たびびと 秋あきから冬ふゆへと流ながれゆく
小ちいさな窓まどには愛いとしき人ひと 微笑ほほえみがそのまま消きえてゆく
眠ねむれよ 遊あそべよ ペーター 永久とこしえに
通tooりをriwo埋uめたmeta幾千ikusenのno影kageはha 異国ikokuのno風kazeのno虜torikoとなるtonaru
漕koぎgi出deるru舟funeはha波間namimaにni揺yuれてrete 届todoきはしないkihashinai手紙tegami託takuすsu
小chiiさなsana窓madoからkara忍shinoびbi込koむmu夢yume 見知mishiらぬranu街角machikadoにni佇tatazuむmu人hito
自由jiyuuのno丘okaにni鐘kane鳴naりri響hibiくku 羽根haneをwo休yasuめるmeruカラスkarasuのno群muれre
幼osanaきki子供kodomoたちtachi 巡meguるru旅人tabibito 秋akiからkara冬fuyuへとheto流nagaれゆくreyuku
小chiiさなsana窓madoにはniha愛itoしきshiki人hito 微笑hohoemiがそのままgasonomama消kiえてゆくeteyuku
眠nemuれよreyo 遊asoべよbeyo ペpeータtaー 永久tokoしえにshieni