「南三条」の歌詞 中島みゆき

1991/10/23 リリース
作詞
中島みゆき
作曲
中島みゆき
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地下鉄ちかてつうみながひとながれにをまかせ
今日きょうながれゆくながれゆくこころのぬけがら
たがいにだれもがまるでひとのいない砂漠さばくをゆくように
うまくすりけてすりけてれあわずながれゆく
突然とつぜん袖引そでひきかれれば
いきをきらしてる笑顔えがお
なんてなつかしい とあせかいて
わすれたいわすれないあのおんな
みなみ三条さんじょうきながらはしった
むねなかであのあめはやまない
南三条みなみさんじょうよみがえるなつ
あの街並まちなみはあとかたもないのに
ながれてゆくひとながなにひとつもらなくて
ただ二人ふたりしたしそうにえるだろう

いたかったわいたかったわと無邪気むじゃきはあののまま
いたくなんかなかったわわたしいそぐふり
どこまでゆくのと
背中せなかねむ赤子あかごりあげながら
わたしふけたでしょうあなたより年上としうえみたいねと
なにもづいてないのね
いまもあのおなじね
もしもあなたなんかなければ
いまもまだわたしたちつづいたのに
みなみ三条さんじょうきながらはしった
むねなかであのあめはやまない
南三条みなみさんじょうよみがえるなつ
あの街並まちなみはあとかたもないのに
ほんとはちがうわかっているのわたしれてあとのことだと
でもにくまずにはいられなかったの

このひとなのよとせたおとこ心当こころあたりはなく
そんなはずはない あのひとしあわせになったはず
戸惑とまどわたしづいておしえる屈託くったくのないこえ
あなたのってるあのひととはもなくれたわと
そんなことらなかった
かれといるとおもってた
ずっとにくんで無駄むだ日々ひびかえしてと
なにめればいいの
みなみ三条さんじょうきながらはしった
むねなかであのあめはやまない
南三条みなみさんじょうよみがえるなつ
あの街並まちなみはあとかたもないのに
ゆるせないのはゆるせなかったのは
あのあいつをれさせるさえ
できなかった自分じぶんのことだった