影かげが揺ゆれる 乱みだれぬ力ちから
雲くもが落おちる 吸すい込こまれてく
涙なみだの海うみ 星ほしの近ちかい海うみ
鎖纏くさりまとい 底そこを這はってゆく
探さがしても探さがしても
見付みつからない…
削けずっても削けずっても
無なくならない…
晴はれないままのこの空そらで 共ともに宴うたげを
掴つかんでは消きえる
蜘蛛くもの糸いと
選えらばれし者ものが辿たどるの
争あらそい合あえば
切きって落おとされ
誰だれしもが持もつ
蜘蛛くもの糸いと
惜おしまずに紡つむいで垂たらせ
気付きづいてほしい
あの叫さけびに。
色いろが消きえた 言葉ことばも消きえた
形かたちもない さぁ戻もどりましょう
呼よばれても呼よばれても
振ふり向むけない…
歩あるいても歩あるいても
追おい付つけない…
悲かなしいままのこの胸むねで 共ともに宴うたげを
見みえそうで見みえぬ
蜘蛛くもの糸いと
選えらばれし者ものが見みえるの
編あみ上あげながら 大おおきく育そだつ
強つよそうで弱よわい
蜘蛛くもの糸いと
確たしかな力ちからが欲ほしいの
感かんじるままに
生いきるように。
影kageがga揺yuれるreru 乱midaれぬrenu力chikara
雲kumoがga落oちるchiru 吸suいi込koまれてくmareteku
涙namidaのno海umi 星hoshiのno近chikaいi海umi
鎖纏kusarimatoいi 底sokoをwo這haってゆくtteyuku
探sagaしてもshitemo探sagaしてもshitemo
見付mitsuからないkaranai…
削kezuってもttemo削kezuってもttemo
無naくならないkunaranai…
晴haれないままのこのrenaimamanokono空soraでde 共tomoにni宴utageをwo
掴tsukaんではndeha消kiえるeru
蜘蛛kumoのno糸ito
選eraばれしbareshi者monoがga辿tadoるのruno
争arasoいi合aえばeba
切kiってtte落oとされtosare
誰dareしもがshimoga持moつtsu
蜘蛛kumoのno糸ito
惜oしまずにshimazuni紡tsumuいでide垂taらせrase
気付kiduいてほしいitehoshii
あのano叫sakeびにbini。
色iroがga消kiえたeta 言葉kotobaもmo消kiえたeta
形katachiもないmonai さぁsaa戻modoりましょうrimasyou
呼yoばれてもbaretemo呼yoばれてもbaretemo
振fuりri向muけないkenai…
歩aruいてもitemo歩aruいてもitemo
追oいi付tsuけないkenai…
悲kanaしいままのこのshiimamanokono胸muneでde 共tomoにni宴utageをwo
見miえそうでesoude見miえぬenu
蜘蛛kumoのno糸ito
選eraばれしbareshi者monoがga見miえるのeruno
編aみmi上aげながらgenagara 大ooきくkiku育sodaつtsu
強tsuyoそうでsoude弱yowaいi
蜘蛛kumoのno糸ito
確tashiかなkana力chikaraがga欲hoしいのshiino
感kanじるままにjirumamani
生iきるようにkiruyouni。