暗くらい夜よる 遠とおい道みち
くもる窓まど にじむ灯あかり
男おとこと別わかれた 夜汽車よぎしゃの女おんな
心こころだけ泣ないてる
私わたしは都落みやこおちて はるばると
想おもい出でを 振ふり捨すてに 行いくところ
逃にげた恋こい 遠とおい夢ゆめ
ゆれる窓まど 過すぎる灯あかり
後うしろへ後うしろへ 未練みれんは走はしる
心こころでは呼よんでる
私わたしは瞼まぶた閉とじて しみじみと
闇やみの中なか 面影おもかげを 抱だきしめる
雨あめの駅えき 遠とおい街まち
濡ぬれる窓まど 残のこる灯あかり
いつまた逢あえるか 夜汽車よぎしゃの行方ゆくえ
さい果はての海沿うみぞい
私わたしは都落みやこおちて はるばると
幸しあわせを 探さがしつつ 行いくところ
暗kuraいi夜yoru 遠tooいi道michi
くもるkumoru窓mado にじむnijimu灯akaりri
男otokoとto別wakaれたreta 夜汽車yogisyaのno女onna
心kokoroだけdake泣naいてるiteru
私watashiはha都落miyakooちてchite はるばるとharubaruto
想omoいi出deをwo 振fuりri捨suてにteni 行iくところkutokoro
逃niげたgeta恋koi 遠tooいi夢yume
ゆれるyureru窓mado 過suぎるgiru灯akaりri
後ushiろへrohe後ushiろへrohe 未練mirenはha走hashiるru
心kokoroではdeha呼yoんでるnderu
私watashiはha瞼mabuta閉toじてjite しみじみとshimijimito
闇yamiのno中naka 面影omokageをwo 抱daきしめるkishimeru
雨ameのno駅eki 遠tooいi街machi
濡nuれるreru窓mado 残nokoるru灯akaりri
いつまたitsumata逢aえるかeruka 夜汽車yogisyaのno行方yukue
さいsai果haてのteno海沿umizoいi
私watashiはha都落miyakooちてchite はるばるとharubaruto
幸shiawaせをsewo 探sagaしつつshitsutsu 行iくところkutokoro