秘ひそかな想おもいを 鶺鴒せきれいに
託たくしてかいた あの日ひの便たより
ささやく水面みなもに 桜さくらがゆれる
愛あいの優やさしさ 教おしえてくれた
わたしの越前えちぜん 春はるの海うみ
二人ふたりの夢ゆめを 松風まつかぜに
託たくして歩あるいた あの日ひの小径こみち
燃もえる緑みどりに 蝶ちょうが舞まう
愛あいの強つよさを 謳うたってくれた
わたしの越前えちぜん 夏なつの海うみ
あふれる涙なみだを せせらぎに
託たくしてつぶやく あの日ひのことば
朝倉あさくら遺跡いせきに 芒すすきが光ひかる
愛あいのせつなさ きかせてくれた
わたしの越前えちぜん 秋あきの海うみ
心こころの傷いたみを 水仙すいせんに
託たくして偲しのんだ あの日ひの容姿すがた
福井ふくい城址じょうしに 淡雪あわゆきがふる
愛あいの苦くるしさ わかってくれた
わたしの越前えちぜん 冬ふゆの海うみ
秘hisoかなkana想omoいをiwo 鶺鴒sekireiにni
託takuしてかいたshitekaita あのano日hiのno便tayoりri
ささやくsasayaku水面minamoにni 桜sakuraがゆれるgayureru
愛aiのno優yasaしさshisa 教oshiえてくれたetekureta
わたしのwatashino越前echizen 春haruのno海umi
二人futariのno夢yumeをwo 松風matsukazeにni
託takuしてshite歩aruいたita あのano日hiのno小径komichi
燃moえるeru緑midoriにni 蝶chouがga舞maうu
愛aiのno強tsuyoさをsawo 謳utaってくれたttekureta
わたしのwatashino越前echizen 夏natsuのno海umi
あふれるafureru涙namidaをwo せせらぎにseseragini
託takuしてつぶやくshitetsubuyaku あのano日hiのことばnokotoba
朝倉asakura遺跡isekiにni 芒susukiがga光hikaるru
愛aiのせつなさnosetsunasa きかせてくれたkikasetekureta
わたしのwatashino越前echizen 秋akiのno海umi
心kokoroのno傷itaみをmiwo 水仙suisenにni
託takuしてshite偲shinoんだnda あのano日hiのno容姿sugata
福井fukui城址joushiにni 淡雪awayukiがふるgafuru
愛aiのno苦kuruしさshisa わかってくれたwakattekureta
わたしのwatashino越前echizen 冬fuyuのno海umi