住すみなれたはずの街角まちかどを
旅人たびびとの顔かおしてある日ひ歩あるくの
灰色はいいろの背中せなかかたくして
我先われさきにどこかへ急いそぐ日暮ひぐれ
ほんとはみなつらいのかしら
かたわらにいてくれる恋人こいびとは
恋人こいびとでいいの
ああこの心こころのゆらめき判わかってくれる人ひとが
もうひとりいないかと
そよ風かぜの中なかをふりむいて
見知みしらない海辺うみべのように歩あるくの
どの人ひともかつて幼おさなくて
まどろみに充みちてた事ことを思おもう
失なくしたもの かえらないのね
心こころから愛あいしてるあの人ひとは
あの人ひとでいいの
ああ目めに見みえない翳かげりを
判わかってくれる人ひとが
もうひとりいないかと
住suみなれたはずのminaretahazuno街角machikadoをwo
旅人tabibitoのno顔kaoしてあるshitearu日hi歩aruくのkuno
灰色haiiroのno背中senakaかたくしてkatakushite
我先waresakiにどこかへnidokokahe急isoぐgu日暮higuれre
ほんとはみなつらいのかしらhontohaminatsurainokashira
かたわらにいてくれるkatawaraniitekureru恋人koibitoはha
恋人koibitoでいいのdeiino
ああこのaakono心kokoroのゆらめきnoyurameki判wakaってくれるttekureru人hitoがga
もうひとりいないかとmouhitoriinaikato
そよsoyo風kazeのno中nakaをふりむいてwofurimuite
見知mishiらないranai海辺umibeのようにnoyouni歩aruくのkuno
どのdono人hitoもかつてmokatsute幼osanaくてkute
まどろみにmadoromini充miちてたchiteta事kotoをwo思omoうu
失naくしたものkushitamono かえらないのねkaeranainone
心kokoroからkara愛aiしてるあのshiteruano人hitoはha
あのano人hitoでいいのdeiino
ああaa目meにni見miえないenai翳kageりをriwo
判wakaってくれるttekureru人hitoがga
もうひとりいないかとmouhitoriinaikato