いくつの夜よるを越こえて
目覚めざめを誘いざなう風かぜ
いつしか朝あさを迎むかえ
凍いてつく躰溶からだとけて
覚さめた記憶きおくで
早はやすぎた死しを還かえして
虫むしたちの鳴なく声こえも
鳥とりたちの舞まう羽音はおとにも
音おとを亡なくした白しろき涸かれ地ちに
あふれる彩いろをそそいでいく
あざやかに・・・
凍こごえる朝あさにひとり
眠ねむりの合図あいずを待まつ
いつか本当ほんとの
目覚めざめを知しると信しんじて
飛とび交かう森もりの風かぜも
行ゆき交かう遠とおい空そらの雲くもも
音おとを亡なくして光閉ひかりとざして
あふれる彩いろは消きえていく
おだやかに・・・
閉とじ込こめた過去かこを
怖こわがらないで
幾千いくせんの刻ときに
全すべて委ゆだねて
飛とび交かう森もりの風かぜも
行ゆき交かう遠とおい空そらの雲くもも
音おとを亡なくして光閉ひかりとざして
あふれる彩いろは消きえていく
おだやかに・・・
虫むしたちの鳴なく声こえも
鳥とりたちの舞まう羽音はおとにも
音おとを亡なくした白しろき涸かれ地ちに
あふれる彩いろをそそいでいく
あざやかに・・・
途切とぎれた音おとも
掠かすれた彩いろも
いま満みちている
この世界せかい
その全すべて
いくつのikutsuno夜yoruをwo越koえてete
目覚mezaめをmewo誘izanaうu風kaze
いつしかitsushika朝asaをwo迎mukaえe
凍iてつくtetsuku躰溶karadatoけてkete
覚saめたmeta記憶kiokuでde
早hayaすぎたsugita死shiをwo還kaeしてshite
虫mushiたちのtachino鳴naくku声koeもmo
鳥toriたちのtachino舞maうu羽音haotoにもnimo
音otoをwo亡naくしたkushita白shiroきki涸kaれre地chiにni
あふれるafureru彩iroをそそいでいくwososoideiku
あざやかにazayakani・・・
凍kogoえるeru朝asaにひとりnihitori
眠nemuりのrino合図aizuをwo待maつtsu
いつかitsuka本当hontoのno
目覚mezaめをmewo知shiるとruto信shinじてjite
飛toびbi交kaうu森moriのno風kazeもmo
行yuきki交kaうu遠tooいi空soraのno雲kumoもmo
音otoをwo亡naくしてkushite光閉hikaritoざしてzashite
あふれるafureru彩iroはha消kiえていくeteiku
おだやかにodayakani・・・
閉toじji込koめたmeta過去kakoをwo
怖kowaがらないでgaranaide
幾千ikusenのno刻tokiにni
全subeてte委yudaねてnete
飛toびbi交kaうu森moriのno風kazeもmo
行yuきki交kaうu遠tooいi空soraのno雲kumoもmo
音otoをwo亡naくしてkushite光閉hikaritoざしてzashite
あふれるafureru彩iroはha消kiえていくeteiku
おだやかにodayakani・・・
虫mushiたちのtachino鳴naくku声koeもmo
鳥toriたちのtachino舞maうu羽音haotoにもnimo
音otoをwo亡naくしたkushita白shiroきki涸kaれre地chiにni
あふれるafureru彩iroをそそいでいくwososoideiku
あざやかにazayakani・・・
途切togiれたreta音otoもmo
掠kasuれたreta彩iroもmo
いまima満miちているchiteiru
このkono世界sekai
そのsono全subeてte