風かぜが踊おどる部屋へやのすみ 静しずかに鳥籠揺とりかごゆれる
迷まよい込こんだ黒くろい影かげ 舞まい散ちる羽根はね
連つらなってクルクル嗤わらう あやかし生霊いきすだま
呼よび合あってクルクル踊おどる 忌いまわし生霊いきすだま
絡からみつく鎖くさりは 炎ほのおのように熱あつくて
信しんじ合あう気持きもちを繋つないでる
秘匿ひとくの心こころに 気きづいて溶とかして
死しに穢けがれる前まえに
小ちいさな罪つみも 少すこしの嘘うそも
全すべてをこの躰からだに取とり込こんで
縛しばり続つづけて 守まもり続つづけて
禍わざわいが二度にどと還かえらぬ様ように
気持きもち鎮しずめて 心満こころみたして
愛あいする者ものを奪うばう運命さだめでも
悲かなしまないで 苦くるしむよりも
魂たましいが引ひき裂さかれるまでずっと側そばにいて
月つきが翳かげり部屋へやのなか 寂さびれた揺ゆり籠揺かごゆれる
開あける事ことの無ない窓まどに 舞まい込こむ羽根はね
連つらなってクルクル嗤わらう あやかし生霊いきすだま
呼よび合あってクルクル踊おどる 忌いまわし生霊いきすだま
生うまれた意味いみを知しり 散ちる理由りゆうに焦こがれても
終おわらない悪夢あくむに怯おびえてる
この世よの終おわりを 嘆なげいて待まつより
散ちり逝ゆく華はなとなれ
砕くだけた石いしが 記憶きおくに刺ささり
血ちに秘ひめられた悲劇呼ひげきよび覚さます
共ともに歩あるこう ただそれだけの
わずかな願ねがいも露つゆと消きえゆく
魂捧たましいささげて 全すべて捧ささげて
守まもるべき者ものに負まけないように
心喰こころくわれて 抜ぬけ殻がらになっても
光ひかりを見失みうしなわないよう先さきを歩あるいていく
小ちいさな罪つみも 少すこしの嘘うそも
全すべてをこの躰からだに取とり込こんで
縛しばり続つづけて 守まもり続つづけて
禍わざわいが二度にどと還かえらぬ様ように
気持きもち鎮しずめて 心満こころみたして
愛あいする者ものを奪うばう運命さだめでも
悲かなしまないで 苦くるしむよりも
魂たましいが引ひき裂さかれるまでずっと側そばにいて
風kazeがga踊odoるru部屋heyaのすみnosumi 静shizuかにkani鳥籠揺torikagoyuれるreru
迷mayoいi込koんだnda黒kuroいi影kage 舞maいi散chiるru羽根hane
連tsuraなってnatteクルクルkurukuru嗤waraうu あやかしayakashi生霊ikisudama
呼yoびbi合aってtteクルクルkurukuru踊odoるru 忌iまわしmawashi生霊ikisudama
絡karaみつくmitsuku鎖kusariはha 炎honooのようにnoyouni熱atsuくてkute
信shinじji合aうu気持kimoちをchiwo繋tsunaいでるideru
秘匿hitokuのno心kokoroにni 気kiづいてduite溶toかしてkashite
死shiにni穢kegaれるreru前maeにni
小chiiさなsana罪tsumiもmo 少sukoしのshino嘘usoもmo
全subeてをこのtewokono躰karadaにni取toりri込koんでnde
縛shibaりri続tsuduけてkete 守mamoりri続tsuduけてkete
禍wazawaいがiga二度nidoとto還kaeらぬranu様youにni
気持kimoちchi鎮shizuめてmete 心満kokoromiたしてtashite
愛aiするsuru者monoをwo奪ubaうu運命sadameでもdemo
悲kanaしまないでshimanaide 苦kuruしむよりもshimuyorimo
魂tamashiiがga引hiきki裂saかれるまでずっとkarerumadezutto側sobaにいてniite
月tsukiがga翳kageりri部屋heyaのなかnonaka 寂sabiれたreta揺yuりri籠揺kagoyuれるreru
開aけるkeru事kotoのno無naいi窓madoにni 舞maいi込koむmu羽根hane
連tsuraなってnatteクルクルkurukuru嗤waraうu あやかしayakashi生霊ikisudama
呼yoびbi合aってtteクルクルkurukuru踊odoるru 忌iまわしmawashi生霊ikisudama
生uまれたmareta意味imiをwo知shiりri 散chiるru理由riyuuにni焦koがれてもgaretemo
終oわらないwaranai悪夢akumuにni怯obiえてるeteru
このkono世yoのno終oわりをwariwo 嘆nageいてite待maつよりtsuyori
散chiりri逝yuくku華hanaとなれtonare
砕kudaけたketa石ishiがga 記憶kiokuにni刺saさりsari
血chiにni秘hiめられたmerareta悲劇呼higekiyoびbi覚saますmasu
共tomoにni歩aruこうkou ただそれだけのtadasoredakeno
わずかなwazukana願negaいもimo露tsuyuとto消kiえゆくeyuku
魂捧tamashiisasaげてgete 全subeてte捧sasaげてgete
守mamoるべきrubeki者monoにni負maけないようにkenaiyouni
心喰kokorokuわれてwarete 抜nuけke殻garaになってもninattemo
光hikariをwo見失miushinaわないようwanaiyou先sakiをwo歩aruいていくiteiku
小chiiさなsana罪tsumiもmo 少sukoしのshino嘘usoもmo
全subeてをこのtewokono躰karadaにni取toりri込koんでnde
縛shibaりri続tsuduけてkete 守mamoりri続tsuduけてkete
禍wazawaいがiga二度nidoとto還kaeらぬranu様youにni
気持kimoちchi鎮shizuめてmete 心満kokoromiたしてtashite
愛aiするsuru者monoをwo奪ubaうu運命sadameでもdemo
悲kanaしまないでshimanaide 苦kuruしむよりもshimuyorimo
魂tamashiiがga引hiきki裂saかれるまでずっとkarerumadezutto側sobaにいてniite