汚よごれた流ながれに
沈しずんでゆく舟ふねを
僕ぼくらは見みてた
たどり着つく岸辺きしべも
知しらないまま帆ほを張はれば
彷徨さまようだけだろう
なにもなにもない海うみへ
夜明よあけを見みるために
心こころを決きめないか
夢ゆめを漕こいだオールで
いまよりもっと向むこうへ
陽ひのあたる場所ばしょで
季節きせつごと咲さく花はなと
暮くらすのもいい
だけどこの胸むねに
荒すさぶるあの波なみの音おと
消けせやしないだろう
なにもなにもない海うみへ
向むかい風かぜのなかも
進すすんでみないか
いつも変かわらぬ自由じゆうで
いまよりもっと向むこうへ
昨日きのうまでの日々ひびを
抱いだいて眠ねむるよりも
傷きずついてくことだって
しなくちゃならない
手てに入いれたものだけに
縛しばられたくない
うまくいかないことだって
逃にげてばかりはいられない
どこへでも行いける
鳥とりたちの翼つばさに
憧あこがれていた
たどり着つく岸辺きしべも
わからないままだけど
ここから向むこうへ
汚yogoれたreta流nagaれにreni
沈shizuんでゆくndeyuku舟funeをwo
僕bokuらはraha見miてたteta
たどりtadori着tsuくku岸辺kishibeもmo
知shiらないままranaimama帆hoをwo張haればreba
彷徨samayoうだけだろうudakedarou
なにもなにもないnanimonanimonai海umiへhe
夜明yoaけをkewo見miるためにrutameni
心kokoroをwo決kiめないかmenaika
夢yumeをwo漕koいだidaオoールruでde
いまよりもっとimayorimotto向muこうへkouhe
陽hiのあたるnoataru場所basyoでde
季節kisetsuごとgoto咲saくku花hanaとto
暮kuらすのもいいrasunomoii
だけどこのdakedokono胸muneにni
荒susaぶるあのburuano波namiのno音oto
消keせやしないだろうseyashinaidarou
なにもなにもないnanimonanimonai海umiへhe
向muかいkai風kazeのなかもnonakamo
進susuんでみないかndeminaika
いつもitsumo変kaわらぬwaranu自由jiyuuでde
いまよりもっとimayorimotto向muこうへkouhe
昨日kinouまでのmadeno日々hibiをwo
抱idaいてite眠nemuるよりもruyorimo
傷kizuついてくことだってtsuitekukotodatte
しなくちゃならないshinakuchanaranai
手teにni入iれたものだけにretamonodakeni
縛shibaられたくないraretakunai
うまくいかないことだってumakuikanaikotodatte
逃niげてばかりはいられないgetebakarihairarenai
どこへでもdokohedemo行iけるkeru
鳥toriたちのtachino翼tsubasaにni
憧akogaれていたreteita
たどりtadori着tsuくku岸辺kishibeもmo
わからないままだけどwakaranaimamadakedo
ここからkokokara向muこうへkouhe