ウレイボシ 歌詞 寿美菜子 ふりがな付

耳みみを塞ふさぐ喧騒けんそう 空回からまわりする
みんな勝手かってに妄想もうそう 独ひとり空気かぜになる

平気へいきそうな顔かおで笑わらう自分じぶん 蹴散けちらしてよ
虚うつろな目めでずっと 見みつめていたんだよ
踏ふみ切きりの向むこう側がわ

今いまは迷まよい 捨すて切きれない
夜よるに探さがす 箒星ほうきぼし
握にぎり締しめた手てに 隠かくした願ねがい

揺ゆれる未来みらい 振ふり切きりたい
胸むねをえぐる 憂うれい星ぼし
解とけない痛いたみが 頬ほおを滑すべる
踏ふみ出だしたい 何処どこにもない世界せかい

日々ひび渦巻うずまく葛藤かっとう 声こえのない本音こえ
不器用ぶきようなままだって カタチにしたいだけ

いつもそばにいる 存在ひとのために走はしれるなら
いっそ生意気なまいきだって 言いわれたっていいよ
傷付きずついて構かまわない

時ときに想おもい 伝つたわらない
淡あわく歯痒はがゆい 月明つきあかり
突つき立たてる爪つめで 痕跡あとのこしたい

誰だれでもない 誰だれにもない
たったひとつ 光ひかるモノ
嫌きらわれたっていい 守まもり抜ぬきたい
手放てばなさない

嘘うそに嘘うそ 重かさねて 生いきるのはヤメにしよう
張はり裂さけそうな心こころ 君きみに気付きづいて欲ほしい
あの夜空そらの向むこうまで

今いまは迷まよい 捨すて切きれない
夜よるに探さがす 箒星ほうきぼし
微かすかな願ねがいが"ここ"にあるから

揺ゆれる未来みらい 振ふり切きりたい
胸むねをえぐる 憂うれい星ぼし
解とけない痛いたみなら 抱かかえたまま
踏ふみ出だしたい 何処どこにもない世界せかい