私わたしは泣なかぬよう うわの空そらのふりをして
最初さいしょの言葉ことばを 思おもい出でそうとした
揺ゆれた森もりがこぼす 光ひかりに目め細ほそめながら
なんにも言いわないでと 声こえを出ださずつぶやく
明日あしたは痛いたいほど また何なに食くわぬ顔かおをする
なかないシャボンは宙そらを彷徨さまよい すぐ消きえた
あなたへの心こころの 流ながれ着つくはずの場所ばしょを
ひとりで歩あるいたら 瞳ひとみははらはらと
涙なみだを河かわにして 封ふうじ込こめてた感情かんじょうは
なんにも隠かくせやしない 口くちを開あけたまま
私わたしは声こえを上あげ泣ないていた まるで子供こどものように
空そらには雲くもひとつ 春はるうららかな夜よるを待まつ
はかないシャボンに映うつる 月つきが昇のぼり 風かぜの中なかで 涙なみだ枯かれるまで
私watashiはha泣naかぬようkanuyou うわのuwano空soraのふりをしてnofuriwoshite
最初saisyoのno言葉kotobaをwo 思omoいi出deそうとしたsoutoshita
揺yuれたreta森moriがこぼすgakobosu 光hikariにni目me細hosoめながらmenagara
なんにもnannimo言iわないでとwanaideto 声koeをwo出daさずつぶやくsazutsubuyaku
明日ashitaはha痛itaいほどihodo またmata何nani食kuわぬwanu顔kaoをするwosuru
なかないnakanaiシャボンsyabonはha宙soraをwo彷徨samayoいi すぐsugu消kiえたeta
あなたへのanataheno心kokoroのno 流nagaれre着tsuくはずのkuhazuno場所basyoをwo
ひとりでhitoride歩aruいたらitara 瞳hitomiははらはらとhaharaharato
涙namidaをwo河kawaにしてnishite 封fuuじji込koめてたmeteta感情kanjouはha
なんにもnannimo隠kakuせやしないseyashinai 口kuchiをwo開aけたままketamama
私watashiはha声koeをwo上aげge泣naいていたiteita まるでmarude子供kodomoのようにnoyouni
空soraにはniha雲kumoひとつhitotsu 春haruうららかなurarakana夜yoruをwo待maつtsu
はかないhakanaiシャボンsyabonにni映utsuるru 月tsukiがga昇noboりri 風kazeのno中nakaでde 涙namida枯kaれるまでrerumade