雨あめは降ふり続つづく 水色みずいろにすべてを溶とかして
ビルの陰かげで濡ぬれて ふるえる私わたし
街まちは暮くれなずむ 薄うすもやの両手りょうてを広ひろげて
何処どこにいるのあなた 姿すがたも見みせない
道みちを見み失うしなって 迷まよう小犬こいぬみたいに
私わたしは ひと足あしも 動うごけないの
話はなしをさせて 話はなしをさせて あゝああもういちど
ふたりにさせて ふたりにさせて
雨あめ・雨あめ・雨あめ 私わたしたちを
雨あめは降ふり続つづく 容赦ようしゃなく躰からだを叩たたいて
泪なみださえもとめて たたずむ私わたし
人ひとは遠とお去さかる 哀あわれみを背中せなかで示しめして
何なにをしたの私わたし あなたにそむいて
黒くろい水みずたまりに 沈しずむ小石こいしみたいに
私わたしは悲かなしみに しばられている
話はなしをさせて 話はなしをさせて あゝああもういちど
ふたりにさせて ふたりにさせて
雨あめ・雨あめ・雨あめ 私わたしたちを
話はなしをさせて 話はなしをさせて あゝああもういちど
ふたりにさせて ふたりにさせて
雨あめ・雨あめ・雨あめ 私わたしたちを
雨ameはha降fuりri続tsuduくku 水色mizuiroにすべてをnisubetewo溶toかしてkashite
ビルbiruのno陰kageでde濡nuれてrete ふるえるfurueru私watashi
街machiはha暮kuれなずむrenazumu 薄usuもやのmoyano両手ryouteをwo広hiroげてgete
何処dokoにいるのあなたniirunoanata 姿sugataもmo見miせないsenai
道michiをwo見mi失ushiなってnatte 迷mayoうu小犬koinuみたいにmitaini
私watashiはha ひとhito足ashiもmo 動ugoけないのkenaino
話hanashiをさせてwosasete 話hanashiをさせてwosasete あゝaaもういちどmouichido
ふたりにさせてfutarinisasete ふたりにさせてfutarinisasete
雨ame・雨ame・雨ame 私watashiたちをtachiwo
雨ameはha降fuりri続tsuduくku 容赦yousyaなくnaku躰karadaをwo叩tataいてite
泪namidaさえもとめてsaemotomete たたずむtatazumu私watashi
人hitoはha遠too去saかるkaru 哀awaれみをremiwo背中senakaでde示shimeしてshite
何naniをしたのwoshitano私watashi あなたにそむいてanatanisomuite
黒kuroいi水mizuたまりにtamarini 沈shizuむmu小石koishiみたいにmitaini
私watashiはha悲kanaしみにshimini しばられているshibarareteiru
話hanashiをさせてwosasete 話hanashiをさせてwosasete あゝaaもういちどmouichido
ふたりにさせてfutarinisasete ふたりにさせてfutarinisasete
雨ame・雨ame・雨ame 私watashiたちをtachiwo
話hanashiをさせてwosasete 話hanashiをさせてwosasete あゝaaもういちどmouichido
ふたりにさせてfutarinisasete ふたりにさせてfutarinisasete
雨ame・雨ame・雨ame 私watashiたちをtachiwo