夢ゆめてもいいから 逢あわせてと
枕まくらをずらして 眠ねむっても
あなたは来こない あなたは来こない 寝ねざめの床ゆかに
散ちり敷しく梅うめの 花はなびらは
恋こいしさを 哀かなしさを
包つつんで香かおる 忘わすれ雪ゆき
螢ほたるが見みたいと 言いったのは
二人ふたりになりたい 謎なぞでした
灯あかりを消けして 灯あかりを消けして たしかめ合あった
胸むねから胸むねへ とんでいた
愛あいの火ひが 青あおい火ひが
甘あま懐いだかしい 螢ほたる舟ぶね
捨すてろと言いわれて 捨すてられる
そんな恋こいなど 恋こいじゃない
何時迄草いつまでぐさと 何時迄草いつまでぐさと 指ゆびさされても
叶かなわぬ恋こいを 身みに刻きざみ
憧あこがれの 真実しんじつの
小鈴こすずを鳴ならす 軒のきしのぶ
寝酒ねざけを分わけあう 友とももない
女おんなはひとりで はしご酒ざけ
あなたに代かわる あなたに代かわる 男おとこのいない
自分じぶんの胸むねの 風穴かざあなに
ふりそそぐ 恋こい雨あめの
痛いたみで傾かしぐ 時雨しぐれ傘がさ
夢yumeてもいいからtemoiikara 逢aわせてとwaseteto
枕makuraをずらしてwozurashite 眠nemuってもttemo
あなたはanataha来koないnai あなたはanataha来koないnai 寝neざめのzameno床yukaにni
散chiりri敷shiくku梅umeのno 花hanaびらはbiraha
恋koiしさをshisawo 哀kanaしさをshisawo
包tsutsuんでnde香kaoるru 忘wasuれre雪yuki
螢hotaruがga見miたいとtaito 言iったのはttanoha
二人futariになりたいninaritai 謎nazoでしたdeshita
灯akariをwo消keしてshite 灯akariをwo消keしてshite たしかめtashikame合aったtta
胸muneからkara胸muneへhe とんでいたtondeita
愛aiのno火hiがga 青aoいi火hiがga
甘ama懐idaかしいkashii 螢hotaru舟bune
捨suてろとteroto言iわれてwarete 捨suてられるterareru
そんなsonna恋koiなどnado 恋koiじゃないjanai
何時迄草itsumadegusaとto 何時迄草itsumadegusaとto 指yubiさされてもsasaretemo
叶kanaわぬwanu恋koiをwo 身miにni刻kizaみmi
憧akogaれのreno 真実shinjitsuのno
小鈴kosuzuをwo鳴naらすrasu 軒nokiしのぶshinobu
寝酒nezakeをwo分waけあうkeau 友tomoもないmonai
女onnaはひとりでhahitoride はしごhashigo酒zake
あなたにanatani代kawaるru あなたにanatani代kawaるru 男otokoのいないnoinai
自分jibunのno胸muneのno 風穴kazaanaにni
ふりそそぐfurisosogu 恋koi雨ameのno
痛itaみでmide傾kashiぐgu 時雨shigure傘gasa