近ちかづく高気圧こうきあつに シャツの袖そでもまくり上あげ
生なまぬるい潮風しおかぜも 君きみを思おもい出だすスパイス
去年きょねんのまさに今頃いまごろ 見慣みなれない海岸線かいがんせん
過去最高気温かこさいこうきおんが 僕ぼくらを夢中むちゅうにさせたよ
交まじわる吐息といきの中なかで 恋こいは加速かそくして
眼差まなざしに夏なつの忘わすれもの 拭ぬぐえない残像ざんぞう
焼やけた肌濡はだぬれた長ながい髪かみ 色褪いろあせずに
やけに白しろい砂浜すなはま 背中せなかに踏切ふみきりの音おと
違ちがうのはただひとつ 隣となりに君きみがいないだけ
夏なつの終おわりより早はやく 恋こいは燃もえ尽つきて
去さり際ぎわに君きみがつぶやいた 「またね」の意味いみなんて
聞きけないほど見みとれてたんだ その笑顔えがおに
島しまと渚なぎさが繋つながる頃ころには
水みずが滴したたるトンネルの向むこう
オレンジ色いろに染そまる君きみを目めに焼やき付つけて
汗あせばんだ首筋くびすじに潜ひそんでる
秘ひめた気配けはいに酔よいしれながら
二人ふたりは強つよく強つよく抱だきしめて夢ゆめを見みた
眼差まなざしに夏なつの忘わすれもの 拭ぬぐえない残像ざんぞう
焼やけた肌濡はだぬれた長ながい髪かみ
去さり際ぎわに君きみがつぶやいた 「またね」の意味いみなんて
聞きけないほど見みとれてたんだ その笑顔えがおに
眼差まなざしに夏なつの忘わすれもの 拭ぬぐえない残像ざんぞう
焼やけた肌濡はだぬれた長ながい髪かみ
太陽たいようが君きみを連つれ去さって さよならも言いえずに
燃もえた恋こいの焦こげ跡あとはまだ あの日ひのまま
近chikaづくduku高気圧koukiatsuにni シャツsyatsuのno袖sodeもまくりmomakuri上aげge
生namaぬるいnurui潮風shiokazeもmo 君kimiをwo思omoいi出daすsuスパイスsupaisu
去年kyonenのまさにnomasani今頃imagoro 見慣minaれないrenai海岸線kaigansen
過去最高気温kakosaikoukionがga 僕bokuらをrawo夢中muchuuにさせたよnisasetayo
交majiわるwaru吐息toikiのno中nakaでde 恋koiはha加速kasokuしてshite
眼差manazaしにshini夏natsuのno忘wasuれものremono 拭nuguえないenai残像zanzou
焼yaけたketa肌濡hadanuれたreta長nagaいi髪kami 色褪iroaせずにsezuni
やけにyakeni白shiroいi砂浜sunahama 背中senakaにni踏切fumikiriのno音oto
違chigaうのはただひとつunohatadahitotsu 隣tonariにni君kimiがいないだけgainaidake
夏natsuのno終oわりよりwariyori早hayaくku 恋koiはha燃moえe尽tsuきてkite
去saりri際giwaにni君kimiがつぶやいたgatsubuyaita 「またねmatane」のno意味imiなんてnante
聞kiけないほどkenaihodo見miとれてたんだtoretetanda そのsono笑顔egaoにni
島shimaとto渚nagisaがga繋tsunaがるgaru頃koroにはniha
水mizuがga滴shitataるruトンネルtonneruのno向muこうkou
オレンジorenji色iroにni染soまるmaru君kimiをwo目meにni焼yaきki付tsuけてkete
汗aseばんだbanda首筋kubisujiにni潜hisoんでるnderu
秘hiめたmeta気配kehaiにni酔yoいしれながらishirenagara
二人futariはha強tsuyoくku強tsuyoくku抱daきしめてkishimete夢yumeをwo見miたta
眼差manazaしにshini夏natsuのno忘wasuれものremono 拭nuguえないenai残像zanzou
焼yaけたketa肌濡hadanuれたreta長nagaいi髪kami
去saりri際giwaにni君kimiがつぶやいたgatsubuyaita 「またねmatane」のno意味imiなんてnante
聞kiけないほどkenaihodo見miとれてたんだtoretetanda そのsono笑顔egaoにni
眼差manazaしにshini夏natsuのno忘wasuれものremono 拭nuguえないenai残像zanzou
焼yaけたketa肌濡hadanuれたreta長nagaいi髪kami
太陽taiyouがga君kimiをwo連tsuれre去saってtte さよならもsayonaramo言iえずにezuni
燃moえたeta恋koiのno焦koげge跡atoはまだhamada あのano日hiのままnomama