―夜よるが長ながすぎたとき
そっと近ちかづいてきた
影かげが妙みょうに優やさしかった
忍しのび足あしでついて行ゆくその先さきには巨大きょだいな
まっくろな落おとし穴あな!―
眠ねむりにつく間際まぎわに
宇宙うちゅうを考かんがえてた
広ひろすぎ 飲のみ込こまれて
逆さからう思考回路しこうかいろ
かごの中なかもがいても
痛いたいだけ 傷きずだらけ
怖こわくて 苦くるしくて
泣ないてばっかり
それでも傍そばにいたのは…
君きみと君きみの優やさしい心こころ
不安定ふあんていなその距離きょり
ずっと縮ちぢめたかった
走はしるようになってた
僕ぼくは知しらぬ間まに少すこし
気持きもち良よくなっていた
眠ねむりにつく間際まぎわに
自己分析じこぶんせきをはかる
薄うすくて 切きり画えみたい
また回路かいろがはじける!
何度なんどでも繰くり返かえす
暗くらがりへ逆戻ぎゃくもどり
出でたくてツメたてる
もしや僕ぼくは
学習能力がくしゅうのうりょくがない!?
一人悩ひとりなやむ時ときそっと
細ほそい手てを差さし伸のべてくれた
君きみの前向まえむきな嘘うそ
それは傷きずもつかない
さみしくなることもない
あたたかな思おもいやり…
―夢ゆめを見みていたのかな
長ながく 黒くろい影かげはどこにも
感かんじとる事ことはない
君きみにありがとう ずっと
ここへ連つれてきてくれて
もう 孤独こどくはともだち―
―夜yoruがga長nagaすぎたときsugitatoki
そっとsotto近chikaづいてきたduitekita
影kageがga妙myouにni優yasaしかったshikatta
忍shinoびbi足ashiでついてdetsuite行yuくそのkusono先sakiにはniha巨大kyodaiなna
まっくろなmakkurona落oとしtoshi穴ana!―
眠nemuりにつくrinitsuku間際magiwaにni
宇宙uchuuをwo考kangaえてたeteta
広hiroすぎsugi 飲noみmi込koまれてmarete
逆sakaらうrau思考回路shikoukairo
かごのkagono中nakaもがいてもmogaitemo
痛itaいだけidake 傷kizuだらけdarake
怖kowaくてkute 苦kuruしくてshikute
泣naいてばっかりitebakkari
それでもsoredemo傍sobaにいたのはniitanoha…
君kimiとto君kimiのno優yasaしいshii心kokoro
不安定fuanteiなそのnasono距離kyori
ずっとzutto縮chijiめたかったmetakatta
走hashiるようになってたruyouninatteta
僕bokuはha知shiらぬranu間maにni少sukoしshi
気持kimoちchi良yoくなっていたkunatteita
眠nemuりにつくrinitsuku間際magiwaにni
自己分析jikobunsekiをはかるwohakaru
薄usuくてkute 切kiりri画eみたいmitai
またmata回路kairoがはじけるgahajikeru!
何度nandoでもdemo繰kuりri返kaeすsu
暗kuraがりへgarihe逆戻gyakumodoりri
出deたくてtakuteツメtsumeたてるtateru
もしやmoshiya僕bokuはha
学習能力gakusyuunouryokuがないganai!?
一人悩hitorinayaむmu時tokiそっとsotto
細hosoいi手teをwo差saしshi伸noべてくれたbetekureta
君kimiのno前向maemuきなkina嘘uso
それはsoreha傷kizuもつかないmotsukanai
さみしくなることもないsamishikunarukotomonai
あたたかなatatakana思omoいやりiyari…
―夢yumeをwo見miていたのかなteitanokana
長nagaくku 黒kuroいi影kageはどこにもhadokonimo
感kanじとるjitoru事kotoはないhanai
君kimiにありがとうniarigatou ずっとzutto
ここへkokohe連tsuれてきてくれてretekitekurete
もうmou 孤独kodokuはともだちhatomodachi―