去年きょねんの日記にっきの終おわりごろ
十日とおかも続つづけて白しろいまま
時々ときどき涙なみだのしみのあとや
インクのにじみ残のこるだけ
私わたしにとって悲かなし過すぎる
日記にっきも書かけない事ことでした
死しにたいなんかと書かき並ならべ
その字じを上うえからかき消けして
それから十日とおかが真まッ白しろの
ページを残のこしここにある
私わたしにとって悲かなし過すぎる
日記にっきも書かけない事ことでした
木枯こがらし吹ふくころとり出だして
涙なみだで見みつめる日記帳にっきちょう
あなたが突然とつぜん死しぬなんて
だまって一人ひとりで死しぬなんて
私わたしにとって悲かなし過すぎる
日記にっきも書かけない事ことでした
去年kyonenのno日記nikkiのno終owaりごろrigoro
十日tookaもmo続tsuduけてkete白shiroいままimama
時々tokidoki涙namidaのしみのあとやnoshiminoatoya
インクinkuのにじみnonijimi残nokoるだけrudake
私watashiにとってnitotte悲kanaしshi過suぎるgiru
日記nikkiもmo書kaけないkenai事kotoでしたdeshita
死shiにたいなんかとnitainankato書kaきki並naraべbe
そのsono字jiをwo上ueからかきkarakaki消keしてshite
それからsorekara十日tookaがga真maッxtu白shiroのno
ペpeージjiをwo残nokoしここにあるshikokoniaru
私watashiにとってnitotte悲kanaしshi過suぎるgiru
日記nikkiもmo書kaけないkenai事kotoでしたdeshita
木枯kogaらしrashi吹fuくころとりkukorotori出daしてshite
涙namidaでde見miつめるtsumeru日記帳nikkichou
あなたがanataga突然totsuzen死shiぬなんてnunante
だまってdamatte一人hitoriでde死shiぬなんてnunante
私watashiにとってnitotte悲kanaしshi過suぎるgiru
日記nikkiもmo書kaけないkenai事kotoでしたdeshita