かあさん ぼくも男おとこです
野良犬のらいぬ抱だいて 泣ないてても
やさしい心こころ 捨すてられぬ
さよならだけと 知しってても
野良犬のらいぬおまえ とんで行いけ
フォークのギター ひいてやる
ジーパンの裾すそ くわえても
匂においはしない 親犬おやいぬの
かあさん ぼくは知しってます
やさしいだけじゃ 駄目だめなこと
だけどもぼくは いいのです
傷きずつけあって 生いきるより
あの娘こもやはり やさしくて
不幸ふこうになって しまったが
いつかはぼくが 手てを貸かして
幸福しあわせな娘こに してあげる
かあさん ぼくも男おとこです
十四じゅうよんになって はや三月さんがつ
髪かみの毛け長ながく のばしても
この目めをかくす ものじゃない
ぼくにはぼくの 夢ゆめがある
きれいな心こころ 持もちつづけ
たとえばそれで 泣ないたって
ぼくにはぼくの 夢ゆめがある
かあさんkaasan ぼくもbokumo男otokoですdesu
野良犬norainu抱daいてite 泣naいててもitetemo
やさしいyasashii心kokoro 捨suてられぬterarenu
さよならだけとsayonaradaketo 知shiっててもttetemo
野良犬norainuおまえomae とんでtonde行iけke
フォfoークkuのnoギタgitaー ひいてやるhiiteyaru
ジjiーパンpanのno裾suso くわえてもkuwaetemo
匂nioいはしないihashinai 親犬oyainuのno
かあさんkaasan ぼくはbokuha知shiってますttemasu
やさしいだけじゃyasashiidakeja 駄目dameなことnakoto
だけどもぼくはdakedomobokuha いいのですiinodesu
傷kizuつけあってtsukeatte 生iきるよりkiruyori
あのano娘koもやはりmoyahari やさしくてyasashikute
不幸fukouになってninatte しまったがshimattaga
いつかはぼくがitsukahabokuga 手teをwo貸kaしてshite
幸福shiawaseなna娘koにni してあげるshiteageru
かあさんkaasan ぼくもbokumo男otokoですdesu
十四juuyonになってninatte はやhaya三月sangatsu
髪kamiのno毛ke長nagaくku のばしてもnobashitemo
このkono目meをかくすwokakusu ものじゃないmonojanai
ぼくにはぼくのbokunihabokuno 夢yumeがあるgaaru
きれいなkireina心kokoro 持moちつづけchitsuduke
たとえばそれでtatoebasorede 泣naいたってitatte
ぼくにはぼくのbokunihabokuno 夢yumeがあるgaaru