桜さくらもいつの間まに散ちっていて
見上みあげる前まえに散ちっていて
忙せわしなく動うごく日々ひびへ言いい訳わけ
私わたしもこのまま散ちってゆくのか
「あなたは真面目まじめに生いきてきたのね」
占うらないのおばさんは自信じしんありげに
一いち万円まんえんで買かった一時間いちじかん
馬鹿ばかみたいだと自分じぶんを責せめた
うつろいゆく景色けしきに捧ささぐ
もう少すこしだけゆっくり
うつろいゆく君きみに捧ささぐ
もう少すこしだけ、私わたしを
外そとで騒さわいでいる子供こどもの声こえを
聞ききながら夏なつはすぐそこに
友達ともだちの久ひさしぶりの連絡れんらくさえも
二日ふつかも止とめたまま 情なさけないな
"あんたまだ家いえを出でないのかい"と
嘆なげくドラマの母ははの台詞せりふ
うちの母ははは背中せなかを向むけたまま
どうでもいいような事ことを呟つぶやく
うつろいゆく景色けしきに捧ささぐ
もう少すこしだけゆっくり
うつろいゆく君きみに捧ささぐ
もう少すこしだけ、私わたしを
うつろいゆく季節きせつに捧ささぐ
もう少すこしだけゆっくり
うつろいゆく君きみに捧ささぐ
もう少すこしだけ、私わたしを
桜sakuraもいつのmoitsuno間maにni散chiっていてtteite
見上miaげるgeru前maeにni散chiっていてtteite
忙sewaしなくshinaku動ugoくku日々hibiへhe言iいi訳wake
私watashiもこのままmokonomama散chiってゆくのかtteyukunoka
「あなたはanataha真面目majimeにni生iきてきたのねkitekitanone」
占uranaいのおばさんはinoobasanha自信jishinありげにarigeni
一ichi万円manenでde買kaったtta一時間ichijikan
馬鹿bakaみたいだとmitaidato自分jibunをwo責seめたmeta
うつろいゆくutsuroiyuku景色keshikiにni捧sasaぐgu
もうmou少sukoしだけゆっくりshidakeyukkuri
うつろいゆくutsuroiyuku君kimiにni捧sasaぐgu
もうmou少sukoしだけshidake、私watashiをwo
外sotoでde騒sawaいでいるideiru子供kodomoのno声koeをwo
聞kiきながらkinagara夏natsuはすぐそこにhasugusokoni
友達tomodachiのno久hisaしぶりのshiburino連絡renrakuさえもsaemo
二日futsukaもmo止toめたままmetamama 情nasaけないなkenaina
"あんたまだantamada家ieをwo出deないのかいnainokai"とto
嘆nageくkuドラマdoramaのno母hahaのno台詞serifu
うちのuchino母hahaはha背中senakaをwo向muけたままketamama
どうでもいいようなdoudemoiiyouna事kotoをwo呟tsubuyaくku
うつろいゆくutsuroiyuku景色keshikiにni捧sasaぐgu
もうmou少sukoしだけゆっくりshidakeyukkuri
うつろいゆくutsuroiyuku君kimiにni捧sasaぐgu
もうmou少sukoしだけshidake、私watashiをwo
うつろいゆくutsuroiyuku季節kisetsuにni捧sasaぐgu
もうmou少sukoしだけゆっくりshidakeyukkuri
うつろいゆくutsuroiyuku君kimiにni捧sasaぐgu
もうmou少sukoしだけshidake、私watashiをwo