旅するソングライター 歌詞 浜田省吾 ふりがな付

君きみの歌うたが聴きこえてくる 心こころの一番いちばんきれいなところから
オレの声こえは届とどいてるか? 遠とおく離はなれても 遠とおく離はなれても

どこにいたって君きみを想おもってる
ロンドン パリ ニューヨークシティー 札幌さっぽろ 博多はかた
でも どこにいようと オレはオレで変かわりようがない
ナイスガイってタイプの人生じんせい規範きはんから見事みごとに外はずれて
曇くもり 土砂降どしゃぶり後のち 快晴かいせい

青空あおぞらの下したを駆かける 時ときには嵐あらしの日ひだってある
でも生いきるんだ呼吸こきゅう止とめずに
成なし遂とげたことより 今いまをどう生いきるかって考かんがえてる
自分じぶん忘わすれの旅たびの途上とじょうで

君きみがいなけりゃ生いきていけない
何なにをしたって意味いみが無ない
でも いつも傍そばにいるわけじゃない 旅たびは今日きょうも続つづく
失うしなわれた時ときさがして 月つきに向むかって唸うなる 歌うたう 吠ほえる

最後さいごは空そらに手てを伸のばし 慈愛じあいと許ゆるしを乞こうかも
浅あさい夢ゆめが終おわる時ときに
いつか帰かえるはずの故郷こきょう 今いまもイメージ出来できてないけど
どこだっていいんだ 君きみがいれば

アスファルトを踏ふみしめて
高層こうそうビルの隙間すきまから昇のぼる太陽たいよう
同おなじ太陽たいよう 世界中せかいじゅうで見みた
涙なみだと笑わらいと嘆なげきの入いり混まじる感情かんじょう抱だいて
人ひとは生いきてた 生いきてた 生いきてる