春はるは はるか南みなみの海うみの彼方かなたから
甘あまい潮しおの香かおりにのってやってくる
幼おさない頃ころにかけた田たんぼ道みち
春はるが来きただろう菜なの花畑はなばたけ
それでももどれぬ 今いまははぐれどり
南みなみの風かぜの吹ふく頃ころ 思おもい出だすのは
緑みどり しげるふるさと 風かぜの吹ふく丘おか
しかくい窓まどを見上みあげ ひざかかえ
闘たたかい敗やぶれたこの僕ぼくにも
春はるがやってきたのか 窓まどの中なかにだけ
南みなみの空そらへとんで帰かえるにも
翼つばさなくした はぐれどりよ
お前まえも一緒いっしょに泣ないてくれるのか
春haruはha はるかharuka南minamiのno海umiのno彼方kanataからkara
甘amaいi潮shioのno香kaoりにのってやってくるrininotteyattekuru
幼osanaいi頃koroにかけたnikaketa田taんぼnbo道michi
春haruがga来kiただろうtadarou菜naのno花畑hanabatake
それでももどれぬsoredemomodorenu 今imaははぐれどりhahaguredori
南minamiのno風kazeのno吹fuくku頃koro 思omoいi出daすのはsunoha
緑midori しげるふるさとshigerufurusato 風kazeのno吹fuくku丘oka
しかくいshikakui窓madoをwo見上miaげge ひざかかえhizakakae
闘tatakaいi敗yabuれたこのretakono僕bokuにもnimo
春haruがやってきたのかgayattekitanoka 窓madoのno中nakaにだけnidake
南minamiのno空soraへとんでhetonde帰kaeるにもrunimo
翼tsubasaなくしたnakushita はぐれどりよhaguredoriyo
おo前maeもmo一緒issyoにni泣naいてくれるのかitekurerunoka