「雨」の歌詞 清竜人

2012/5/9 リリース
作詞
清竜人
作曲
清竜人
文字サイズ
よみがな
hidden
あめってきた まるで ぼくがながよごれた なみだ
この世界せかいから もみすかのように あめった
ぼくは 自分じぶんいているのかどうかすら
わからなくなった どうでもよくなった
これも かみ仕業しわざなのだろうか?
ならば もう かなしみを 権利けんりすら うしなったらしい
ねぇ いてるの? わたしは いてるよ 多分たぶん 一緒いっしょだね
かくすなら もりってことかな だれも わたしたちのなみだ気付きづかない
いや わたしたちに 気付きづかない
もしかしたら 世界せかいが こんな 意味いみのない 出逢であいを
蔵匿ぞうとくしてくれてるのかな
神様かみさまって 結構けっこう やさしいのかもね
たがいのことなんて なにもらないけど
いまは ただ だれか そばにいてほしかったんだ
いまは ただ

たとえば ぼくの いのちなか芽生めばえた この 希望きぼう
世界せかいのありとあらゆる場所ばしょ有害ゆうがいとされたなら
なぜ ぼくは まれたんだろう
たとえば わたしの 血液中けつえきちゅうながれゆく この あい
ほかだれかの いのちなかかなしみを むのなら
いっそ もう やすべきなの
ねぇ どこで 間違まちがえたのだろう
あぁ はじめから まっていたの
ねぇ いきをするよ こえるよ
つめてるよ れているよ
この 世界せかいまれたこと 間違まちがいでも
きているよ かんじるよ
まだ ぼくらは あたたかいよ
せめて あめむまでは
ねぇ 神様かみさま ゆるしてよ

いつしか ぜんあく ひかりかげ あいにくしみ さえも
すべて ボーダーレスに わりてて こころくしていた
もう もどれない場所ばしょまで たどりいてしまったんだ
ねぇ いのちは ほら うごいてるよ
いま たしかに うごいてるよ
この 世界せかいきてること 間違まちがいでも
もとうよ かれるよ
まだ ぼくらは あたたかいよ
せめて あめむまでは
ねぇ 神様かみさま ゆるしてよ

どうして かなしみ は かなしみと かれうのだろうか
なぜ あくあくせるのだろうか
どくどくせいしたって
あらったって
暗澹あんたんとした 青写真あおじゃしんしか えがけない
惨憺さんたんとした 明日あすしか のぞめないよ
電力でんりょくさえ 磁力じりょくさえ 同属どうぞく嫌悪けんおするというのに
なぜ ひとおなじように創造そうぞうされなかったの
砂時計すなどけいがたをした幸福こうふくピラミッドは とききざ
やがて すべてのつぶすなながちてしまうのかな あ~あ
切断せつだんしたはずの両足りょうあしいたむのではなく
ここに存在そんざいするはずの臓器ぞうき機能きのうしていないような感覚かんかく
五体ごたい満足まんぞくであるはずなのに いつもどこかがたされていない矛盾むじゅん
所詮しょせん 衰弱すいじゃくった神経しんけい鋭敏えいびんましたところで
不可逆ふかぎゃく成長せいちょうをした自分じぶん
もどすことなんて もう出来できないことは わかっているんだ
あぁ こんなにも こんなにも あいしているよ
さがしても さがしても 理由りゆうなんてさ わかんないけど
こえてる
こえてるよ
溶暗ようあんしていく かずあるいのち
キャンドルサービスなど だれもしてくれない
健気けなげなマッチりの少女しょうじょなんて もうどこにも見当みあたらない
いまにも このあめ鎮火ちんかされてしまいそうな このほのお
それでも まだ かすかに ともる このこころ灯火ともしび
ぼくらは どうやって やしつづければいいのだろうか

きているよ きているよ
きているよ きているよ

こえているか とどいているか
めぐまれた家庭かていでぬくぬくそだったパシフィストたち
教科書きょうかしょでしか社会しゃかいまなばなかったポリティシャン
ひととさえかかわらずあたまなか勝手かって地球ちきゅうまわしてるフィロソファーども
ふざけんじゃねえよ
だれが わたしを しあわせにしてくれるの
なにが わたしを たしてくれるっていうの
感情かんじょうなんてすべ一過性いっかせいのものでしょ
わかんないよ ねぇ もう わかんないよ わかってたまるかよ
理由りゆうなどないさ

ねぇ そばにいてよ つめてよ
いまだけでも きしめてよ
あいしてるも 大好だいすきよ も えないけど
キスをしよう にぎって
いまだけはさ キスをしよう
やがて あめんだなら
ねぇ 神様かみさま ぼくらの 出逢であいを さばいてよ

さよなら