あゝ バスを降おりたら
コートの襟えりをたて
はやく家いえに帰かえりましょう
雪ゆきが降ふるまえに
街路樹がいろじゅはもう 冬ふゆの支度したくをして
冷つめたい頬ほほも 背中せなかも茜色あかねいろ
19じゅうくの頃ころから この季節きせつは
切せつないものだと 感かんじていた
恋こいの激はげしさに とまどいながらも
嬉うれしく 悲かなしく 指ゆびをからめて
くちづけかわす
今夜こんやも何処どこかで 誰だれかが傷きずつき
危あぶない街まちで 愛あいを語かたって
気きがついたとき 道みちに迷まよって
帰かえれなくなる
残酷ざんこくですね 好すきだと云いうなんて
答こたえることが 私わたしにできますか
心こころの細ほそい糸いと ひとつ揺ゆれる
今いまにも切きれそうな 高たかい音おと
恋こいの激はげしさに とまどいながらも
嬉うれしく 悲かなしく 指ゆびをからめて
くちづけかわす
今夜こんやも何処どこかで 誰だれかが傷きずつき
危あぶない街まちで 愛あいを語かたって
気きがついたとき 道みちに迷まよって
帰かえれなくなる
あaゝ バスbasuをwo降oりたらritara
コkoートtoのno襟eriをたてwotate
はやくhayaku家ieにni帰kaeりましょうrimasyou
雪yukiがga降fuるまえにrumaeni
街路樹gairojuはもうhamou 冬fuyuのno支度shitakuをしてwoshite
冷tsumeたいtai頬hohoもmo 背中senakaもmo茜色akaneiro
19juukuのno頃koroからkara このkono季節kisetsuはha
切setsuないものだとnaimonodato 感kanじていたjiteita
恋koiのno激hageしさにshisani とまどいながらもtomadoinagaramo
嬉ureしくshiku 悲kanaしくshiku 指yubiをからめてwokaramete
くちづけかわすkuchidukekawasu
今夜konyaもmo何処dokoかでkade 誰dareかがkaga傷kizuつきtsuki
危abuないnai街machiでde 愛aiをwo語kataってtte
気kiがついたときgatsuitatoki 道michiにni迷mayoってtte
帰kaeれなくなるrenakunaru
残酷zankokuですねdesune 好suきだとkidato云iうなんてunante
答kotaえることがerukotoga 私watashiにできますかnidekimasuka
心kokoroのno細hosoいi糸ito ひとつhitotsu揺yuれるreru
今imaにもnimo切kiれそうなresouna 高takaいi音oto
恋koiのno激hageしさにshisani とまどいながらもtomadoinagaramo
嬉ureしくshiku 悲kanaしくshiku 指yubiをからめてwokaramete
くちづけかわすkuchidukekawasu
今夜konyaもmo何処dokoかでkade 誰dareかがkaga傷kizuつきtsuki
危abuないnai街machiでde 愛aiをwo語kataってtte
気kiがついたときgatsuitatoki 道michiにni迷mayoってtte
帰kaeれなくなるrenakunaru