酒さけに海鳴うみなり 染しみる八戸はちのへで
聞きいた舟唄ふなうた 今いまも忘わすれないぜ
伜せがれにゆずった 海うみのあけくれを
恋こいしがっては 酔よいどれた
達者たっしゃでいるかい おやじさん
海うみがしければ 町まちへくり出だして
女おんな泣なかせた 古ふるい自慢じまんばなし
伜せがれにかたって 浜はまで網あみを干ほす
年令としに似合にあわぬ ふとい指ゆび
生いきてりゃ会あいたい おやじさん
時ときは流ながれて 変かわる八戸はちのへに
季節きせつ忍しのんで鳴なくな 海猫うみねこよ
伜せがれも忘わすれた 遠とおい舟唄ふなうたは…
俺おれの心こころに生いきている
たずねて行いこうか おやじさん
酒sakeにni海鳴uminaりri 染shiみるmiru八戸hachinoheでde
聞kiいたita舟唄funauta 今imaもmo忘wasuれないぜrenaize
伜segareにゆずったniyuzutta 海umiのあけくれをnoakekurewo
恋koiしがってはshigatteha 酔yoいどれたidoreta
達者tassyaでいるかいdeirukai おやじさんoyajisan
海umiがしければgashikereba 町machiへくりhekuri出daしてshite
女onna泣naかせたkaseta 古furuいi自慢jimanばなしbanashi
伜segareにかたってnikatatte 浜hamaでde網amiをwo干hoすsu
年令toshiにni似合niaわぬwanu ふといfutoi指yubi
生iきてりゃkiterya会aいたいitai おやじさんoyajisan
時tokiはha流nagaれてrete 変kaわるwaru八戸hachinoheにni
季節kisetsu忍shinoんでnde鳴naくなkuna 海猫uminekoよyo
伜segareもmo忘wasuれたreta 遠tooいi舟唄funautaはha…
俺oreのno心kokoroにni生iきているkiteiru
たずねてtazunete行iこうかkouka おやじさんoyajisan