おもちゃ 歌詞 石川さゆり ふりがな付

固かたいベッドに 身みを横よこたえて
息いきも細々ほそぼそ 夢ゆめをみる
死しぬ気き 生いきる気き どちらが勝かつか
朝あさが来くるころ 決きめられる
人生じんせいをめんどくさいと思おもったら
そこから先さきのページは開ひらかない
恋こいして おもちゃ 愛あいして おもちゃ
泣ないて 笑わらって また おもちゃ
運命うんめいなんて そういうものさ
ああ 目めが覚さめた
ああ いい天気てんき
ああ それなら わたし 生いきますよ

窓まどのカーテン 斜ななめに開あけて
体からだあずけて 空そらを見みる
名前なまえ隠かくして 年齢としまでかたり
友ともの一人ひとりも ないという
傷きずついてそれを辛つらいと嘆なげいたら
ふたたび夢ゆめの人ひとには出会であえない
転ころんで おもちゃ 滑すべって おもちゃ
拗すねて お道化どけて また おもちゃ
神様かみさまならば 遊あそんでくれる
ああ 気きがついた
ああ いい景色けしき
ああ やっぱり わたし 生いきますよ

恋こいして おもちゃ 愛あいして おもちゃ
泣ないて 笑わらって また おもちゃ
運命うんめいなんて そういうものさ
ああ 目めが覚さめた
ああ いい天気てんき
ああ それなら わたし 生いきますよ