朱あかい朱あかい海うみに
くらげのように
とろけてゆく太陽たいよう
君きみがすぐに どこかに
行いかないように
手てを握にぎろう
もうすこし 動うごかないで
胸むねの鼓動こどう 静しずまるまで
まだ幼おさない闇やみのむこうに
星ほしたちが浮うかびあがり
君きみは群青ぐんじょうに
吸すいこまれるように
消きえてゆくの
わかるよ これ以上いじょうは
もう いっしょにいては
いけないと
嵐あらしの夜よるの 波なみのように
見みえない何なにかに おびえて
道みちの前まえで 迷まよい
立たちどまっている
なくすものに はじめて
気きづいているから
すがりたい人ひとも
待まつ人ひとも全部ぜんぶ
なくしてしまいたい
本当ほんとうに
ひとりきりになって
さまよってみたい
そんな勇気ゆうきのない
自分じぶんを笑わらって
また 嫌いやになるよ
寄よせてはかえす
波なみのように
いつでも ゆらゆら
揺ゆれている
安やすらぎも不安ふあんも
消きえることはない
他人だれかを見みつめて みんな
生いきているから
僕ぼくが おぼれてるのは
よけいなものの
海うみなんだろうか…
まばたきほどの 時ときに沈しずむ
人ひとを幸しあわせにできる
鍵かぎがあるという
なにもかも愛あいしてみたい
大おおきくこの腕うでを広ひろげて
本当ほんとうは君きみをまるごと
包つつんでみたいよ
そして無限むげんの海うみを
潜もぐってゆきたい
朱akaいi朱akaいi海umiにni
くらげのようにkuragenoyouni
とろけてゆくtoroketeyuku太陽taiyou
君kimiがすぐにgasuguni どこかにdokokani
行iかないようにkanaiyouni
手teをwo握nigiろうrou
もうすこしmousukoshi 動ugoかないでkanaide
胸muneのno鼓動kodou 静shizuまるまでmarumade
まだmada幼osanaいi闇yamiのむこうにnomukouni
星hoshiたちがtachiga浮uかびあがりkabiagari
君kimiはha群青gunjouにni
吸suいこまれるようにikomareruyouni
消kiえてゆくのeteyukuno
わかるよwakaruyo これkore以上ijouはha
もうmou いっしょにいてはissyoniiteha
いけないとikenaito
嵐arashiのno夜yoruのno 波namiのようにnoyouni
見miえないenai何naniかにkani おびえてobiete
道michiのno前maeでde 迷mayoいi
立taちどまっているchidomatteiru
なくすものにnakusumononi はじめてhajimete
気kiづいているからduiteirukara
すがりたいsugaritai人hitoもmo
待maつtsu人hitoもmo全部zenbu
なくしてしまいたいnakushiteshimaitai
本当hontouにni
ひとりきりになってhitorikirininatte
さまよってみたいsamayottemitai
そんなsonna勇気yuukiのないnonai
自分jibunをwo笑waraってtte
またmata 嫌iyaになるよninaruyo
寄yoせてはかえすsetehakaesu
波namiのようにnoyouni
いつでもitsudemo ゆらゆらyurayura
揺yuれているreteiru
安yasuらぎもragimo不安fuanもmo
消kiえることはないerukotohanai
他人darekaをwo見miつめてtsumete みんなminna
生iきているからkiteirukara
僕bokuがga おぼれてるのはoboreterunoha
よけいなもののyokeinamonono
海umiなんだろうかnandarouka…
まばたきほどのmabatakihodono 時tokiにni沈shizuむmu
人hitoをwo幸shiawaせにできるsenidekiru
鍵kagiがあるというgaarutoiu
なにもかもnanimokamo愛aiしてみたいshitemitai
大ooきくこのkikukono腕udeをwo広hiroげてgete
本当hontouはha君kimiをまるごとwomarugoto
包tsutsuんでみたいよndemitaiyo
そしてsoshite無限mugenのno海umiをwo
潜moguってゆきたいtteyukitai