幾1000年いくせんねん 時ときの流ながれに隠かくれて
何1000年なんぜんねん 彼かれらはひそかに見みてる
決けっして手てを下くだす事ことは無ないのさ
1000年せんねんの監視者かんししゃはただ見みてる 人ひとの愛あいし憎にくむ姿すがたを
とある時代じだいでは 復讐ふくしゅうの少女しょうじょを
別べつの時代じだいでは 貧まずしい男おとこの恋こいを
ああ 少女しょうじょは断崖だんがいの上うえ たった一人ひとりで復讐ふくしゅう
無限むげんの闇やみに支配しはいされても それでも弓矢ゆみや キリリ
最後さいごの一矢いちやがついに尽つきても
体射からだいぬかれ血ちにまみれても
少女しょうじょはたった一人ひとりを愛あいして
1000年せんねんの監視者かんししゃは何なにもいわず 少女しょうじょの散ちる姿見すがたみていた
貧まずしい男おとこは 恋こいした女おんなに
わずかな稼かせぎで 贈おくりもの贈おくったのさ
ああ ガラスのチャチな弓ゆみと矢や 男おとこの思おもいは叶かない
けれども手痛ていたく裏切うらぎられてさ 紅茶こうちゃに毒どくを入いれた
幾1000回いくせんかい 男おとこが名前なまえを呼よんでも
何1000回なんぜんかい 心こころの底そこで悔くやんでも
女おんなが目覚めざめるわけも無なかった
1000年せんねんの監視者かんししゃは何なにも言いわず 膝ひざをつく男おとこを見みていた
幾1000年いくせんねん 人ひとは繰くり返かえし続つづける
何1000年なんぜんねん 監視者かんししゃは見守みまもるだけ
永遠えいえんに誰だれも止とめられないから
人ひとがそう歴史れきしと呼よぶものを 人ひとの愛あいし憎にくむ日々ひびを
幾1000年ikusennen 時tokiのno流nagaれにreni隠kakuれてrete
何1000年nanzennen 彼kareらはひそかにrahahisokani見miてるteru
決kextuしてshite手teをwo下kudaすsu事kotoはha無naいのさinosa
1000年sennenのno監視者kanshisyaはただhatada見miてるteru 人hitoのno愛aiしshi憎nikuむmu姿sugataをwo
とあるtoaru時代jidaiではdeha 復讐fukusyuuのno少女syoujoをwo
別betsuのno時代jidaiではdeha 貧mazuしいshii男otokoのno恋koiをwo
ああaa 少女syoujoはha断崖dangaiのno上ue たったtatta一人hitoriでde復讐fukusyuu
無限mugenのno闇yamiにni支配shihaiされてもsaretemo それでもsoredemo弓矢yumiya キリリkiriri
最後saigoのno一矢ichiyaがついにgatsuini尽tsuきてもkitemo
体射karadaiぬかれnukare血chiにまみれてもnimamiretemo
少女syoujoはたったhatatta一人hitoriをwo愛aiしてshite
1000年sennenのno監視者kanshisyaはha何naniもいわずmoiwazu 少女syoujoのno散chiるru姿見sugatamiていたteita
貧mazuしいshii男otokoはha 恋koiしたshita女onnaにni
わずかなwazukana稼kaseぎでgide 贈okuりものrimono贈okuったのさttanosa
ああaa ガラスgarasuのnoチャチchachiなna弓yumiとto矢ya 男otokoのno思omoいはiha叶kanaいi
けれどもkeredomo手痛teitaくku裏切uragiられてさraretesa 紅茶kouchaにni毒dokuをwo入iれたreta
幾1000回ikusenkai 男otokoがga名前namaeをwo呼yoんでもndemo
何1000回nanzenkai 心kokoroのno底sokoでde悔kuやんでもyandemo
女onnaがga目覚mezaめるわけもmeruwakemo無naかったkatta
1000年sennenのno監視者kanshisyaはha何naniもmo言iわずwazu 膝hizaをつくwotsuku男otokoをwo見miていたteita
幾1000年ikusennen 人hitoはha繰kuりri返kaeしshi続tsuduけるkeru
何1000年nanzennen 監視者kanshisyaはha見守mimamoるだけrudake
永遠eienにni誰dareもmo止toめられないからmerarenaikara
人hitoがそうgasou歴史rekishiとto呼yoぶものをbumonowo 人hitoのno愛aiしshi憎nikuむmu日々hibiをwo