ブーゲンビリアの花はなが咲さいた
給水塔きゅうすいとうの上うえで
迷まよい星ぼしを探さがしている
皺しわ枯がれの空そらまで
居場所いばしょが無ない
絵本えほんも無ない
コウノトリは
赤あかん坊ぼうを連つれ去さり消きえた
君きみの悪わるい夢ゆめも
私わたしが全部ぜんぶ食たべてあげる
痛いたいの痛いたいの飛とんでいけ
安やすらかな歌声うたごえを
ブーゲンビリアの花はなが咲さいた
給水塔きゅうすいとうの上うえで
夜明よあけは紫陽花あじさいの様よう
眠ねむる水脈みおは透明とうめいに
震ふるえては
聞きこえないふりを
まどろみが
君きみを傷付きずつけて止やまないんだ
思おもい出での話はなしを
語かたっておくれよ 曖あい味まいな格好かっこうで
洒そそがれた闇やみさえ飲干のみほして
息いきを吐はく 淡あわい声こえ
ああ 輪郭りんかくを失うしなってしまった
君きみだけに子守歌こもりうたを!
君きみの悪わるい夢ゆめも
私わたしが全部ぜんぶ食たべてあげる
その涙なみだで胸むねが痛いたいの
余あまりに残酷ざんこくで
溺おぼれた夜よるも 側そばにいておくれ
この朝あさに二人ふたり 夢ゆめを見みた
飲のみ込こむのが 怖こわい程ほど
光ひかりを呑のんだ 淡あわい夢ゆめ
ブbuーゲンビリアgenbiriaのno花hanaがga咲saいたita
給水塔kyuusuitouのno上ueでde
迷mayoいi星boshiをwo探sagaしているshiteiru
皺shiwa枯gaれのreno空soraまでmade
居場所ibasyoがga無naいi
絵本ehonもmo無naいi
コウノトリkounotoriはha
赤akaんn坊bouをwo連tsuれre去saりri消kiえたeta
君kimiのno悪waruいi夢yumeもmo
私watashiがga全部zenbu食taべてあげるbeteageru
痛itaいのino痛itaいのino飛toんでいけndeike
安yasuらかなrakana歌声utagoeをwo
ブbuーゲンビリアgenbiriaのno花hanaがga咲saいたita
給水塔kyuusuitouのno上ueでde
夜明yoaけはkeha紫陽花ajisaiのno様you
眠nemuるru水脈mioはha透明toumeiにni
震furuえてはeteha
聞kiこえないふりをkoenaifuriwo
まどろみがmadoromiga
君kimiをwo傷付kizutsuけてkete止yaまないんだmanainda
思omoいi出deのno話hanashiをwo
語kataっておくれよtteokureyo 曖ai味maiなna格好kakkouでde
洒sosoがれたgareta闇yamiさえsae飲干nomihoしてshite
息ikiをwo吐haくku 淡awaいi声koe
ああaa 輪郭rinkakuをwo失ushinaってしまったtteshimatta
君kimiだけにdakeni子守歌komoriutaをwo!
君kimiのno悪waruいi夢yumeもmo
私watashiがga全部zenbu食taべてあげるbeteageru
そのsono涙namidaでde胸muneがga痛itaいのino
余amaりにrini残酷zankokuでde
溺oboれたreta夜yoruもmo 側sobaにいておくれniiteokure
このkono朝asaにni二人futari 夢yumeをwo見miたta
飲noみmi込koむのがmunoga 怖kowaいi程hodo
光hikariをwo呑noんだnda 淡awaいi夢yume