身体中からだじゅうに絡からみつく
月明つきあかりを背せにして出来できた暗闇くらやみに
積つみ上あげた我楽多がらくたは
まるで違ちがった表情ひょうじょうを覗のぞかせ始はじめる
誰だれかにとっては未来ゆめ
誰だれかにとっては過去かこ
遍あまねく時間じかんを越こえ彼女かのじょは笑わらう
月つきの光ひかりが今宵こよいも麗うるわしいから
この身体からだを闇やみに浸ひたし続つづけていた
傷きずついた心こころに気付きづかぬ振ぶりをして
愛あいと憎にくしみは裏表うらおもてなどではなく
闇夜やみよに浮うかぶ月つきを描えがいた画えのように
この夜よるだけは終おわることもない
魅みせる様ように我楽多がらくたが
ひとつひとつ姿すがたを変かえながら踊おどる
どれくらい観みていても
どれほど増ふえても心こころは埋うめ尽つくせない
孤独こどくの果はてには何なにが見みえるのか
欲望よくぼうの果はてには何なにが見みえるのか
誰だれの声こえも聞きこえはしない
彼女かのじょの息いきづかいすらもう
二度にどとは
月つきの輝かがやきが今宵こよいも眩まぶしすぎて
ここに在あるのは彼女かのじょと私わたしの影かげ
差さし込こんだ光ひかりに照てらされたその瞬間しゅんかんに
頬ほおを伝つたって流ながれ落おちる一滴いってき
過すぎし日ひの想おもい出でを洗あらい流ながして
この夜よるが今いま終おわりの刻ときを告つげ
身体中karadajuuにni絡karaみつくmitsuku
月明tsukiaかりをkariwo背seにしてnishite出来dekiたta暗闇kurayamiにni
積tsuみmi上aげたgeta我楽多garakutaはha
まるでmarude違chigaったtta表情hyoujouをwo覗nozoかせkase始hajiめるmeru
誰dareかにとってはkanitotteha未来yume
誰dareかにとってはkanitotteha過去kako
遍amaneくku時間jikanをwo越koえe彼女kanojoはha笑waraうu
月tsukiのno光hikariがga今宵koyoiもmo麗uruwaしいからshiikara
このkono身体karadaをwo闇yamiにni浸hitaしshi続tsuduけていたketeita
傷kizuついたtsuita心kokoroにni気付kiduかぬkanu振buりをしてriwoshite
愛aiとto憎nikuしみはshimiha裏表uraomoteなどではなくnadodehanaku
闇夜yamiyoにni浮uかぶkabu月tsukiをwo描egaいたita画eのようにnoyouni
このkono夜yoruだけはdakeha終oわることもないwarukotomonai
魅miせるseru様youにni我楽多garakutaがga
ひとつひとつhitotsuhitotsu姿sugataをwo変kaえながらenagara踊odoるru
どれくらいdorekurai観miていてもteitemo
どれほどdorehodo増fuえてもetemo心kokoroはha埋uめme尽tsuくせないkusenai
孤独kodokuのno果haてにはteniha何naniがga見miえるのかerunoka
欲望yokubouのno果haてにはteniha何naniがga見miえるのかerunoka
誰dareのno声koeもmo聞kiこえはしないkoehashinai
彼女kanojoのno息ikiづかいすらもうdukaisuramou
二度nidoとはtoha
月tsukiのno輝kagayaきがkiga今宵koyoiもmo眩mabuしすぎてshisugite
ここにkokoni在aるのはrunoha彼女kanojoとto私watashiのno影kage
差saしshi込koんだnda光hikariにni照teらされたそのrasaretasono瞬間syunkanにni
頬hooをwo伝tsutaってtte流nagaれre落oちるchiru一滴itteki
過suぎしgishi日hiのno想omoいi出deをwo洗araいi流nagaしてshite
このkono夜yoruがga今ima終oわりのwarino刻tokiをwo告tsuげge