恋こいのかなりや 籠かごから逃にげて
こよいいずこの 小枝こえだに眠ねむる
絵筆えふで抱だいて 君きみの名な呼よべば
花はなの素顔すがおも 見みえる月つき
すねてかなしく あなたと別わかれ
白しろい雲くも見みる 十国峠じゅっこくとうげ
若わかい女おんなの 涙なみだよ乾かわけ
旅たびのみどりの そよ風かぜに
愛あいすればこそ 憎にくさもつのる
恋こいはくるしい 男おとこと女おんな
強つよく別わかれて 涙なみだでよごす
花はなの素顔すがおを 誰だれが知しる
恋koiのかなりやnokanariya 籠kagoからkara逃niげてgete
こよいいずこのkoyoiizukono 小枝koedaにni眠nemuるru
絵筆efude抱daいてite 君kimiのno名na呼yoべばbeba
花hanaのno素顔sugaoもmo 見miえるeru月tsuki
すねてかなしくsunetekanashiku あなたとanatato別wakaれre
白shiroいi雲kumo見miるru 十国峠jukkokutouge
若wakaいi女onnaのno 涙namidaよyo乾kawaけke
旅tabiのみどりのnomidorino そよsoyo風kazeにni
愛aiすればこそsurebakoso 憎nikuさもつのるsamotsunoru
恋koiはくるしいhakurushii 男otokoとto女onna
強tsuyoくku別wakaれてrete 涙namidaでよごすdeyogosu
花hanaのno素顔sugaoをwo 誰dareがga知shiるru