「家族」の歌詞 長渕剛

1996/1/1 リリース
作詞
長渕剛,高山文彦
作曲
長渕剛
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ギラギラとけつく
コールタールの屋根やね
むせかえる灼熱しゃくねつ
あのなつ放課後ほうかご
おれたちは たくさんの
自分じぶんめて
しゃぼんだまあおそら
ばしたよね
七色なないろかがや
おれたちの未来みらい
しんじる」とか
しんじない」から
かけはなれてた
なんうたがいもなく
陽炎かげろうといっしょに
天空てんくうたしかに
はじけずのぼったよね
あれはとお
そうなつ午後ごご
ひろ校庭こうていみずをまいた
まって夕立ゆうだちのあと
おれたちは
裸足はだしのまんまで
西陽にしびいかけた
かなしかったけど…
きたかったけど…
家族かぞく」というふね
孤独こどく」といううみ
家族かぞく」という
ふねぎ、いま
孤独こどく」というさかなになった

そばがらのまくら
おもたく湿しめったふとん
つるした蚊帳かやをめくると
くるしいゆめをみた
天井てんじょうにはねえちゃんの
すすりきがひび
おれはじっと明日あした
垂直すいちょくかんがえてた
終業式しゅうぎょうしき
木造もくぞう校舎こうしゃまで
明日あしたはバスにられる
最後さいごだ!
れたまどガラスに
セロテープをろう
そしていろあせた
ランドセルを
かわてよう
ひざまでザックリつかり
ハヤをいかけた
とおくなるよな
夕暮ゆうぐれまでの瞬間とき
母親ははおや夕餉ゆうげ仕度したく
のぼけむり
たまらなくいやだったけど
明日あしたちどおしくて
つらかったけど…
くやしかったけど…
家族かぞく」というふね
孤独こどく」といううみ
家族かぞく」という
ふねぎ、いま
孤独こどく」というさかなになった

農夫のうふたちのぶあつ
人間にんげんのひらに
今日一日分きょういちにちぶん
わんかえしたら
親父おやじもおふくろ
ねえちゃんもおれ
やがて「ふるさと」という
から
はなれてくのだ
『さよなら』を
わなきゃいけない
かずほう
出会であいのかずより
おおかったよね
親父おやじむねくさむらで
あのなつ
『もうかあちゃんを
なぐらないで!!』と
約束やくそくをした
いまごろ貴方あなたちちはは
どこのそらした
いてるの?
貴方あなた人間にんげん
まずしくなんかない
いとおしくなったから
いそぐのだ
げたかったけど…
にたかったけど…
家族かぞく」というふね
孤独こどく」といううみ
家族かぞく」という
ふねぎ、いま
孤独こどく」というさかなになった

白地しろじあかまる
そのちち
たまらなくあいしてる
白地しろじあかまる
そのはは
たまらなくあいしてる
白地しろじあかまる
そのあね
たまらなくあいしてる
白地しろじあかまる
ころしたくなるよな
夕暮ゆうぐれのあか
白地しろじあかまる
このくに
やっぱりあいしているのだ