夜よるのうちに積つもった雪ゆきを踏ふみしめて
歩あるく舗道ほどうの隅すみ ふと見みつけたタンポポ
寒さむさに耐たえてただじっと春はるを待まつ
あの頃ころの僕ぼくに少すこしだけその強つよさがあったら…
過すぎた日ひの温ぬくもりは取とり戻もどせないけど
確たしかにあった時間じかんは僕ぼくの中なかにずっと根付ねづいてる
上手うまくいかない時ときや辛つらい時ときもある
気持きもちばかり走はしっていつも背伸せのびして
でも無理むりに茎くきを伸のばしても
すぐに折おれてしまうね
空そら覆おおい圧おし掛かかる雪ゆきが溶とける日ひまで
焦あせらずに葉はを広ひろげて
また暖あたたかな春はるが来きて光ひかり差さす時ときには
迷まよわず空そらを目指めざそう
そんな風ふうに生いきていきたいよ
すれ違ちがった心こころに直すぐに答こたえ求もとめて
零こぼれた君きみの涙なみだ 僕ぼくの中なかに沁しみていった
失うしなった温ぬくもりも笑顔えがおも悲かなしみも
僕ぼくの根ねざす大地だいちになるよ
しっかりと抱だきしめて僕ぼくは前まえに進すすむ
そして花はなを咲さかせよう
風かぜにも負まけない強つよい花はなを…
夜yoruのうちにnouchini積tsuもったmotta雪yukiをwo踏fuみしめてmishimete
歩aruくku舗道hodouのno隅sumi ふとfuto見miつけたtsuketaタンポポtanpopo
寒samuさにsani耐taえてただじっとetetadajitto春haruをwo待maつtsu
あのano頃koroのno僕bokuにni少sukoしだけそのshidakesono強tsuyoさがあったらsagaattara…
過suぎたgita日hiのno温nukuもりはmoriha取toりri戻modoせないけどsenaikedo
確tashiかにあったkaniatta時間jikanはha僕bokuのno中nakaにずっとnizutto根付neduいてるiteru
上手umaくいかないkuikanai時tokiやya辛tsuraいi時tokiもあるmoaru
気持kimoちばかりchibakari走hashiっていつもtteitsumo背伸senoびしてbishite
でもdemo無理muriにni茎kukiをwo伸noばしてもbashitemo
すぐにsuguni折oれてしまうねreteshimaune
空sora覆ooいi圧oしshi掛kaかるkaru雪yukiがga溶toけるkeru日hiまでmade
焦aseらずにrazuni葉haをwo広hiroげてgete
またmata暖atataかなkana春haruがga来kiてte光hikari差saすsu時tokiにはniha
迷mayoわずwazu空soraをwo目指mezaそうsou
そんなsonna風fuuにni生iきていきたいよkiteikitaiyo
すれsure違chigaったtta心kokoroにni直suぐにguni答kotaえe求motoめてmete
零koboれたreta君kimiのno涙namida 僕bokuのno中nakaにni沁shiみていったmiteitta
失ushinaったtta温nukuもりもmorimo笑顔egaoもmo悲kanaしみもshimimo
僕bokuのno根neざすzasu大地daichiになるよninaruyo
しっかりとshikkarito抱daきしめてkishimete僕bokuはha前maeにni進susuむmu
そしてsoshite花hanaをwo咲saかせようkaseyou
風kazeにもnimo負maけないkenai強tsuyoいi花hanaをwo…