1. 能く在る輪廻と猫の噺歌詞

「能く在る輪廻と猫の噺」の歌詞 骨盤P,初音ミク

2015/1/1 リリース
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はなやかな大通おおどおりのてられた蝙蝠傘こうもりがさした
草臥くたびれた尻尾しっぽげてづくろ黒猫くろねこりました

「ちょいとみち其処そこ御嬢おじょうさん、御出おい此処ここらでひとはなしましょう」
ねこう「今日きょうはなしは、そうだむかしみちばたいた愉快ゆかい悲恋ひれんなど」

むかしまじわらざるうえあわこいおぼれたとりうさぎました」
かなわないゆめなのでしょう?オキノドクサマ」
「いいえ、つめたい旅路たびじてに二匹にひき身体からだててむすばれたのです」
「なんだか可笑おかしなはなしね」

すすき芽吹めぶ街路樹がいろじゅながるハイカラふくよこ
草臥くたびれた尻尾しっぽってまね黒猫くろねこりました

れは何時いつかの可愛かわい御嬢おじょうさん、今日きょうはもひとはなしかせましょう」
ねこう「そうだな今日きょうは、ええと嫉妬しっとほのおったみにくちょうはなし

「そしてばんはなれた揚羽あげはかつあいしたおすらしました」
「どうやられた寓話ぐうわのようね、オアイニクサマ」
「いいえ、痛快つうかいなる喜劇きげきにはむごたらしいちがものなのです」
「なんだかむくわれないはなしね」

「やあや、またまたった。御嬢おじょうさん、今日きょう最後さいごひとかせましょう」
ねこう、れたこえで「御存知ごぞんじだろうかひゃっかいきたおしゃべねこはなし

とき歓天喜地かんてんきちよるまた老少不定ろうしょうふじょうこといきだいも」
成程なるほど話題わだいにはかないようね、ゴシュウショウサマ」
かえさきねこく、まちかぜれる雨傘あまがさカラカラ
「なんだか不思議ふしぎはなしね、――嗚呼ああ
むすめわらう「今宵こよいあめかしら」