ああ立たち込こめた雲くもは毒どくづいて
灰はいに塗まみれた私わたしの様よう
貴方あなたの声こえを失なくすくらいなら
何なにも要いらなかった
霞かすむ月夜つきよを貴方あなたと見みていた
穏おだやかにその手てを重かさね合あっていたのに
禍わざわいは夜風よかぜに運はこばれて
背中合せなかあわせに変かえてしまう
貴方あなたの涙なみだを拭ぬぐえるなら
この身みも惜おしくはない
一人呟ひとりつぶやく嵐掻あらしかき分わけて
もう離はなしはしない貴方あなただけを求もとめて
その正義せいぎを貫つらぬく刃は
貴方あなたさえ守まもれるのならばそれでいい
誰だれも望のぞまぬ誓ちかいを
胸むねに抱だき信しんじる私わたしは焔ほのおの如ごとく
その正義せいぎに抗あらがう刃は
貴方あなたさえ守まもれるのならばそれでいい
宿命さだめは祈いのりを拒こばみ
悲かなしみに震ふるえる私わたしは時雨しぐれの如ごとく
この正義せいぎと散ちり行いく奇跡きせき
貴方あなたさえ守まもれぬのならばこれでいいと
瞼まぶたが眠ねむる時ときまで
その瞳めだけ愛あいした私わたしは夢幻むげんの
空そらへ
ああaa立taちchi込koめたmeta雲kumoはha毒dokuづいてduite
灰haiにni塗mamiれたreta私watashiのno様you
貴方anataのno声koeをwo失naくすくらいならkusukurainara
何naniもmo要iらなかったranakatta
霞kasuむmu月夜tsukiyoをwo貴方anataとto見miていたteita
穏odaやかにそのyakanisono手teをwo重kasaねne合aっていたのにtteitanoni
禍wazawaiはha夜風yokazeにni運hakoばれてbarete
背中合senakaaわせにwaseni変kaえてしまうeteshimau
貴方anataのno涙namidaをwo拭nuguえるならerunara
このkono身miもmo惜oしくはないshikuhanai
一人呟hitoritsubuyaくku嵐掻arashikaきki分waけてkete
もうmou離hanaしはしないshihashinai貴方anataだけをdakewo求motoめてmete
そのsono正義seigiをwo貫tsuranuくku刃ha
貴方anataさえsae守mamoれるのならばそれでいいrerunonarabasoredeii
誰dareもmo望nozoまぬmanu誓chikaいをiwo
胸muneにni抱daきki信shinじるjiru私watashiはha焔honooのno如gotoくku
そのsono正義seigiにni抗aragaうu刃ha
貴方anataさえsae守mamoれるのならばそれでいいrerunonarabasoredeii
宿命sadameはha祈inoりをriwo拒kobaみmi
悲kanaしみにshimini震furuえるeru私watashiはha時雨shigureのno如gotoくku
このkono正義seigiとto散chiりri行iくku奇跡kiseki
貴方anataさえsae守mamoれぬのならばこれでいいとrenunonarabakoredeiito
瞼mabutaがga眠nemuるru時tokiまでmade
そのsono瞳meだけdake愛aiしたshita私watashiはha夢幻mugenのno
空soraへhe