風かぜの立たつ夕暮ゆうぐれの赤あかい色いろ
私わたしはまだあの空そらに心こころを奪うばわれている
川沿かわぞいの道みちをただ歩あるいてた
その流ながれに身みをまかせ 遥はるかを流ながれて揺ゆれていた
あなたと生うみ出だす 明日あすの匂においと
何なにも無ない夜よるの 闇やみの匂においと
あの日ひのあなたが今いまでも 胸むねに消きえない
二人ふたりが出逢であって別わかれた ただそれだけの
無数むすうの中なかのひとつの話はなしなのにね
毎日まいにちは退屈たいくつに過すぎていた
そんなことも私わたしには生いきてることだと感かんじた
笑わらって過すごした時ときの隙間すきまに
意味いみを確たしかめるような焦あせりがあった
遠とおくで旋回せんかいしていた赤あかいグライダー
フォーカスがズレて見みえる 二重にじゅうの軌道きどうで
片寄かたよった心こころなら幾いくつもあるでしょう
夕暮ゆうぐれは時々ときどき心こころに痛いたい
その無邪気むじゃきな美うつくしさと悲かなしさ
泣ないてるような表情ひょうじょうが今いまも 胸むねに消きえない
二人ふたりが出逢であって別わかれた ただそれだけの
無数むすうの中なかのひとつの話はなしなのにね
風kazeのno立taつtsu夕暮yuuguれのreno赤akaいi色iro
私watashiはまだあのhamadaano空soraにni心kokoroをwo奪ubaわれているwareteiru
川沿kawazoいのino道michiをただwotada歩aruいてたiteta
そのsono流nagaれにreni身miをまかせwomakase 遥haruかをkawo流nagaれてrete揺yuれていたreteita
あなたとanatato生uみmi出daすsu 明日asuのno匂nioいとito
何naniもmo無naいi夜yoruのno 闇yamiのno匂nioいとito
あのano日hiのあなたがnoanataga今imaでもdemo 胸muneにni消kiえないenai
二人futariがga出逢deaってtte別wakaれたreta ただそれだけのtadasoredakeno
無数musuuのno中nakaのひとつのnohitotsuno話hanashiなのにねnanonine
毎日mainichiはha退屈taikutsuにni過suぎていたgiteita
そんなこともsonnakotomo私watashiにはniha生iきてることだとkiterukotodato感kanじたjita
笑waraってtte過suごしたgoshita時tokiのno隙間sukimaにni
意味imiをwo確tashiかめるようなkameruyouna焦aseりがあったrigaatta
遠tooくでkude旋回senkaiしていたshiteita赤akaいiグライダguraidaー
フォfoーカスkasuがgaズレzureてte見miえるeru 二重nijuuのno軌道kidouでde
片寄katayoったtta心kokoroならnara幾ikuつもあるでしょうtsumoarudesyou
夕暮yuuguれはreha時々tokidoki心kokoroにni痛itaいi
そのsono無邪気mujakiなna美utsukuしさとshisato悲kanaしさshisa
泣naいてるようなiteruyouna表情hyoujouがga今imaもmo 胸muneにni消kiえないenai
二人futariがga出逢deaってtte別wakaれたreta ただそれだけのtadasoredakeno
無数musuuのno中nakaのひとつのnohitotsuno話hanashiなのにねnanonine