子供こどもの頃ころ 見みた虹にじを 今いま見上みあげると
七色なないろではなく やがて霧きりがかかり
時間じかんは過すぎ 変かわってゆく 君きみを探さがしても 何処どこにもいない
目めを閉とじ 心こころ開ひらいて また眺ながめて見みても
何なにも変かわらないのか 確たしかめてみたい
素直すなおになれれば この霧きりが晴はれると心こころに願ねがい そう叫さけんでる
何なにかを失なくしてしまった事ことで
そう 手てにしたものもきっとあるんだろう
だけどまだ僕等ぼくらは大人おとなに戸惑とまどい 生いきてゆく術すべ 探さがしてる
雨あめが止やむと 不意ふいに君きみは 歩道橋ほどうきょうに上のぼり
空そらを指差ゆびさして 無邪気むじゃきに笑わらってた
消きえ入いるような 透すけた虹にじを 何なにも言いえないまま 眺ながめていたね
本当ほんとうは あの時ときずっと
君きみの横顔よこがおを見みる事ことに夢中むちゅうになってた 忘わすれない為ために
素直すなおになれずに ただ君きみの名前なまえを心こころの中なかで そう叫さけんでる
君きみを失うしなってまで手てにしたいものなど 無ない筈はずなのにどうしてだろう
濡ぬれた髪かみを伝つたい落おちるのは 「さよなら」という涙なみだだったね
雨上あめあがりは今いまも 歩道橋ほどうきょうから狭せまい空そら見上みあげ 架かけ橋はしを探さがすけど
君きみの元もとへ 辿たどり着つけないんだ モノクロの世界せかいにいる
言葉ことばに出来できずに 閉とじ込こめた思おもいを今更いまさら君きみに 問といかけてみる
弱よわさのせいにして逃にげ出だしたのは
そう 君きみの方ほうじゃない僕ぼくの方ほうだよ
素直すなおになれれば この霧きりが晴はれると心こころに願ねがい そう叫さけんでる
何なにか足たりなくても今いまある色いろで そう 僕ぼくの世界せかいを塗ぬり替かえてみたい
いつかまた君きみに会あえるなら 素直すなおに思おもい伝つたえるから
素直すなおな虹にじを描えがいてみるから
子供kodomoのno頃koro 見miたta虹nijiをwo 今ima見上miaげるとgeruto
七色nanairoではなくdehanaku やがてyagate霧kiriがかかりgakakari
時間jikanはha過suぎgi 変kaわってゆくwatteyuku 君kimiをwo探sagaしてもshitemo 何処dokoにもいないnimoinai
目meをwo閉toじji 心kokoro開hiraいてite またmata眺nagaめてmete見miてもtemo
何naniもmo変kaわらないのかwaranainoka 確tashiかめてみたいkametemitai
素直sunaoになれればninarereba このkono霧kiriがga晴haれるとreruto心kokoroにni願negaいi そうsou叫sakeんでるnderu
何naniかをkawo失naくしてしまったkushiteshimatta事kotoでde
そうsou 手teにしたものもきっとあるんだろうnishitamonomokittoarundarou
だけどまだdakedomada僕等bokuraはha大人otonaにni戸惑tomadoいi 生iきてゆくkiteyuku術sube 探sagaしてるshiteru
雨ameがga止yaむとmuto 不意fuiにni君kimiはha 歩道橋hodoukyouにni上noboりri
空soraをwo指差yubisaしてshite 無邪気mujakiにni笑waraってたtteta
消kiえe入iるようなruyouna 透suけたketa虹nijiをwo 何naniもmo言iえないままenaimama 眺nagaめていたねmeteitane
本当hontouはha あのano時tokiずっとzutto
君kimiのno横顔yokogaoをwo見miるru事kotoにni夢中muchuuになってたninatteta 忘wasuれないrenai為tameにni
素直sunaoになれずにninarezuni ただtada君kimiのno名前namaeをwo心kokoroのno中nakaでde そうsou叫sakeんでるnderu
君kimiをwo失ushinaってまでttemade手teにしたいものなどnishitaimononado 無naいi筈hazuなのにどうしてだろうnanonidoushitedarou
濡nuれたreta髪kamiをwo伝tsutaいi落oちるのはchirunoha 「さよならsayonara」というtoiu涙namidaだったねdattane
雨上ameaがりはgariha今imaもmo 歩道橋hodoukyouからkara狭semaいi空sora見上miaげge 架kaけke橋hashiをwo探sagaすけどsukedo
君kimiのno元motoへhe 辿tadoりri着tsuけないんだkenainda モノクロmonokuroのno世界sekaiにいるniiru
言葉kotobaにni出来dekiずにzuni 閉toじji込koめたmeta思omoいをiwo今更imasara君kimiにni 問toいかけてみるikaketemiru
弱yowaさのせいにしてsanoseinishite逃niげge出daしたのはshitanoha
そうsou 君kimiのno方houじゃないjanai僕bokuのno方houだよdayo
素直sunaoになれればninarereba このkono霧kiriがga晴haれるとreruto心kokoroにni願negaいi そうsou叫sakeんでるnderu
何naniかka足taりなくてもrinakutemo今imaあるaru色iroでde そうsou 僕bokuのno世界sekaiをwo塗nuりri替kaえてみたいetemitai
いつかまたitsukamata君kimiにni会aえるならerunara 素直sunaoにni思omoいi伝tsutaえるからerukara
素直sunaoなna虹nijiをwo描egaいてみるからitemirukara