弓ゆみがしなり弾はじけた焔ほのお 夜空よぞらを凍こおらせて
凛りんと蒼あおく別離わかれの詩うたを 恋人あなたを射うち堕おとす…
遠とおい日ひの忘わすれ物もの 引ひき裂さかれた傷痕きずあと
呪のろわれし約束やくそくをその胸むねに宿やどして
「避さけられぬ終焉しゅうえんは せめて愛いとしいその手てで…」
抗あらがえぬ衝動しょうどうの闇やみが彼かれを包つつんだ…
歪ゆがむ世界螺旋せかいらせんの焔ほのお 輪廻りんねを貫つらぬいて
凛りんと緋あかく血塗ちぬれくちづけ 恋人あなたを射うち堕おとす…
古いにしえの伝説でんせつ その魔物まものに傷きずを負おわされた者ものは
呪のろいが全身ぜんしんを駈かけ廻めぐり
やがては同おなじ魔物まものに成なり果はてるだろう…
それは二人ふたりが出会であったあの日ひまで遡さかのぼる
彼かれが彼女かのじょを助たすけた時ときに負おった傷きず
全すべては出会であった時ときから始はじまっていた…
枯かれ果はてた涙なみだは 哀かなしみの蒼あおい焔ほのおを宿やどし
銀色ぎんいろに輝かがやく矢やを放はなつ
何度なんどでも 唯ただ...彼かれが息絶いきたえるまで…
愛あいする人ひとを失うしなった世界せかいには
どんな色いろの花はなが咲さくだろう?
月つきを抱だいた十字じゅうじの焔ほのお 茨いばらを捲まきつけて
凛りんと白しろく最期さいごの弓矢アロー 私わたしを射うち堕おとす…
弓yumiがしなりgashinari弾hajiけたketa焔honoo 夜空yozoraをwo凍kooらせてrasete
凛rinとto蒼aoくku別離wakareのno詩utaをwo 恋人anataをwo射uちchi堕oとすtosu…
遠tooいi日hiのno忘wasuれre物mono 引hiきki裂saかれたkareta傷痕kizuato
呪noroわれしwareshi約束yakusokuをそのwosono胸muneにni宿yadoしてshite
「避saけられぬkerarenu終焉syuuenはha せめてsemete愛itoしいそのshiisono手teでde…」
抗aragaえぬenu衝動syoudouのno闇yamiがga彼kareをwo包tsutsuんだnda…
歪yugaむmu世界螺旋sekairasenのno焔honoo 輪廻rinneをwo貫tsuranuいてite
凛rinとto緋akaくku血塗chinuれくちづけrekuchiduke 恋人anataをwo射uちchi堕oとすtosu…
古inishieのno伝説densetsu そのsono魔物mamonoにni傷kizuをwo負oわされたwasareta者monoはha
呪noroいがiga全身zenshinをwo駈kaけke廻meguりri
やがてはyagateha同onaじji魔物mamonoにni成naりri果haてるだろうterudarou…
それはsoreha二人futariがga出会deaったあのttaano日hiまでmade遡sakanoboるru
彼kareがga彼女kanojoをwo助tasuけたketa時tokiにni負oったtta傷kizu
全subeてはteha出会deaったtta時tokiからkara始hajiまっていたmatteita…
枯kaれre果haてたteta涙namidaはha 哀kanaしみのshimino蒼aoいi焔honooをwo宿yadoしshi
銀色giniroにni輝kagayaくku矢yaをwo放hanaつtsu
何度nandoでもdemo 唯tada...彼kareがga息絶ikitaえるまでerumade…
愛aiするsuru人hitoをwo失ushinaったtta世界sekaiにはniha
どんなdonna色iroのno花hanaがga咲saくだろうkudarou?
月tsukiをwo抱daいたita十字juujiのno焔honoo 茨ibaraをwo捲maきつけてkitsukete
凛rinとto白shiroくku最期saigoのno弓矢arô 私watashiをwo射uちchi堕oとすtosu…