ハロー あの話はなしをしよう どこから話はなそうか
あれはもうずっと続つづいていた嵐あらしが
ベランダに出でた一人ひとりの女おんなの子こを見みて
嘘うそのように止やんだ日ひのこと
彼女かのじょは急いそいで靴くつを履はき
そこから二にマイル程離ほどはなれた森もりを目指めざした
存在そんざいもしない一人ひとりのためだけに
昨日きのうの夢ゆめの中なかで見みた それだけなのに
まるで約束やくそくしていたかのように
名前なまえも知しらない友達ともだちに会あうために
ある朝あさ 男おとこの子こは
静しずかになっている窓まどの外そとに気付きづいて目覚めざめる
おかしな夢ゆめを見みていた
誰だれかが嵐あらしを止やまして僕ぼくを待まっているなんて
あるはずないや そんなこと
「でも信しんじたいな」
きっと大人おとなは笑わらうだろうが
想像そうぞうと違ちがう事ことばかりの世界せかいに
こんな一人ひとりの言葉ことばが届とどくのだろうか?
ずっとつらい現実げんじつに夢ゆめは壊こわされてきた
今度こんどは夢ゆめが現実げんじつを壊こわす番ばんだろう
家いえを飛とび出だして慣なれた道みちを走はしっていく
そして辿たどり着ついた
想像そうぞうと違ちがう事ことばかりの世界せかいに
信しんじるこころが何なにかを繋つないだ
だって 走はしってきて息いきを切きらす彼かれに
彼女かのじょは微笑ほほえんで「遅おそいわよ!」って言いったんだから
ハロharoー あのano話hanashiをしようwoshiyou どこからdokokara話hanaそうかsouka
あれはもうずっとarehamouzutto続tsuduいていたiteita嵐arashiがga
ベランダberandaにni出deたta一人hitoriのno女onnaのno子koをwo見miてte
嘘usoのようにnoyouni止yaんだnda日hiのことnokoto
彼女kanojoはha急isoいでide靴kutsuをwo履haきki
そこからsokokara二niマイルmairu程離hodohanaれたreta森moriをwo目指mezaしたshita
存在sonzaiもしないmoshinai一人hitoriのためだけにnotamedakeni
昨日kinouのno夢yumeのno中nakaでde見miたta それだけなのにsoredakenanoni
まるでmarude約束yakusokuしていたかのようにshiteitakanoyouni
名前namaeもmo知shiらないranai友達tomodachiにni会aうためにutameni
あるaru朝asa 男otokoのno子koはha
静shizuかになっているkaninatteiru窓madoのno外sotoにni気付kiduいてite目覚mezaめるmeru
おかしなokashina夢yumeをwo見miていたteita
誰dareかがkaga嵐arashiをwo止yaましてmashite僕bokuをwo待maっているなんてtteirunante
あるはずないやaruhazunaiya そんなことsonnakoto
「でもdemo信shinじたいなjitaina」
きっとkitto大人otonaはha笑waraうだろうがudarouga
想像souzouとto違chigaうu事kotoばかりのbakarino世界sekaiにni
こんなkonna一人hitoriのno言葉kotobaがga届todoくのだろうかkunodarouka?
ずっとつらいzuttotsurai現実genjitsuにni夢yumeはha壊kowaされてきたsaretekita
今度kondoはha夢yumeがga現実genjitsuをwo壊kowaすsu番banだろうdarou
家ieをwo飛toびbi出daしてshite慣naれたreta道michiをwo走hashiっていくtteiku
そしてsoshite辿tadoりri着tsuいたita
想像souzouとto違chigaうu事kotoばかりのbakarino世界sekaiにni
信shinじるこころがjirukokoroga何naniかをkawo繋tsunaいだida
だってdatte 走hashiってきてttekite息ikiをwo切kiらすrasu彼kareにni
彼女kanojoはha微笑hohoeんでnde「遅osoいわよiwayo!」ってtte言iったんだからttandakara