アングル 歌詞 TRIPLANE ふりがな付

街まちを歩あるくと決きまって僕ぼくを埋うめ尽つくす
絵画かいがのような 色いろとりどりの 色いろんな人間にんげん模様もよう
その先さきにある 物語ものがたり

水みずたまりで我われに返かえる
映うつった僕ぼく 今日きょうはどんな顔かおしてる?
何なにが知しりたい? 誰だれに会あいたい?
変へんな焦あせりが押おし寄よせるんだ

頭あたまごなしの自分じぶんらしさ
その影かげに引ひきずられるように
東ひがしへ西にしへ走はしってる
本当ほんとうの自分じぶん捜さがしてる

目障めざわりな放射線ほうしゃせんが 頭あたまを張はり巡めぐるよ
見みせびらかす為ための天使てんし ひた隠かくす裏うらの悪魔あくま
時ときにかいくぐってみたり
束たばねて抱だきしめたりしてさ
付つき合あって行いくしか無ないだろう
明日あしたはどんな僕ぼくを知しる

季節きせつとともに変かわってく
街まちの装よそおいに溶とけ込こんでく 僕ぼくらは
またそれぞれの そう 別々べつべつの
道みちに流ながれて行いくのさ

開発かいはつ途上とじょうのオリジナリティー
誰だれかと比くらべて泣なき笑わらって
時間じかんの軸じくを漂ただよってる
まだ終おわってないと信しんじてる

耳障みみざわりな雑音ざつおんが 心こころを埋うめ尽つくすよ
明日あすへの不安ふあんなのか 未来みらいへの期待きたいなのか
アバウトに探さぐり当あてた 答こたえが的まとを射いたりしてさ
遣つかい切きれない日ひもあるけど
そんな僕ぼくに幸さちあれ

自分じぶんでさえも自分じぶんを知しらない
生うまれたての真まっ白しろな円えんさ
時計とけいの針はりが進すすんだ分ぶんだけ
笑顔えがおの分ぶんだけ 涙なみだの分ぶんだけ
様々さまざまに彩いろどられた扇おうぎは今日きょうも角度かくどを広ひろげ
死しに際ぎわコンプリートして
初はじめて僕ぼくを知しる
僕ぼくが何なんたるかを知しる

多分たぶん きっと そうかな

気きまぐれな放射線ほうしゃせんが 頭あたまを掻かき乱みだすよ
不器用ぶきような欲望よくぼうと 身勝手みがってな思おもいやりと
憎にくんで遠とおざけてみたり
讃たたえて寄より添そったりしてさ
付つき合あって行いくしか無ないだろう
明日あしたはどんな僕ぼくが居いる

気付きづいていない僕ぼくが居いるかも
まだ知しらない 僕ぼくのアングル