頭こうべを上あげ 振ふり返かえるな
歩あゆむ後あとに 道みちはできる
大和やまとの血ちを受うけ継つぐ者もの
御空みそらに舞まう孤高ここうの鷲わし
遙はるかなりし誰たが魂たましいか
瞼まぶたに受うける旭日きょくじつ
無数むすうに散ちった粒子りゅうしは
われわれの奥底おくそこ
寝静ねしずまった記憶きおくの
水面みなもを割わる 強つよく優やさしく
果はてなる遠とおき過去かこから
一歩いっぽまた一歩いっぽ進すすんで
向むかいつづけてきた
かの場処ばしょにあるのは
けして暗くらい闇やみではなく
とこしえの 輝かがやく源みなもと
刮目かつもくせよ 光ひかり宿やどす
その眼まなこに 映うつるものは
この世よのあらゆる
苦くるしみ悲かなしみ
そして優まさるよろこび
頭こうべを垂たれ 祈いのり捧ささぐ
導みちびかれた 時ときの中なかの
一人ひとりとして 生せいを享うけた
真しんの意味いみを教おしえたまえ
勇猛ゆうもうなるわが祖先ちちうえよ
時代ときの流ながれは激はげしく
またたおやかに行いき過すぎ
黒漆くろうるしの箱はこへ
仕舞しまわれた歴史れきしは
未来あすの姿すがた映うつすだろうか
夜よるの静寂しじまに眠ねむれる
幼子おさなごたちの見みる夢ゆめ
まるく握にぎりしめた
小ちいさな掌てのひらに
包つつまれた見みえない種たねが
いつの日ひにか花はな咲さくように
瞠目どうもくせし おのが力ちから
この躰からだに 秘ひめたるのは
未知みちなる力ちからと
限かぎりない叡智えいちと
そして愛あいする念おもい
頭こうべを上あげ 振ふり返かえるな
歩あゆむ後あとに 道みちはできる
大和やまとの血ちを受うけ継つぐ者もの
御空みそらに舞まう孤高ここうの鷲わし
遙はるかなりし人ひとの御霊みたまか
-------------
刮目かつもくせよ 閃光せんこう曳ひく
その眼まなこは すべてを射いる
炎ほのおにくぐらせ
打うたれた鋼はがねの
煌きらめく刀かたなのように
頭こうべを垂たれ 祈いのり捧ささぐ
導みちびかれた 時ときの中なかで
日出ひいづる国くに 生せいを享うけた
真しんの意味いみをいつか知しろう
勇猛ゆうもうなる先人せんじんたちよ
母ははなる大地だいち われらが祖国そこく
頭koubeをwo上aげge 振fuりri返kaeるなruna
歩ayuむmu後atoにni 道michiはできるhadekiru
大和yamatoのno血chiをwo受uけke継tsuぐgu者mono
御空misoraにni舞maうu孤高kokouのno鷲washi
遙haruかなりしkanarishi誰taがga魂tamashiiかka
瞼mabutaにni受uけるkeru旭日kyokujitsu
無数musuuにni散chiったtta粒子ryuushiはha
われわれのwarewareno奥底okusoko
寝静neshizuまったmatta記憶kiokuのno
水面minamoをwo割waるru 強tsuyoくku優yasaしくshiku
果haてなるtenaru遠tooきki過去kakoからkara
一歩ippoまたmata一歩ippo進susuんでnde
向muかいつづけてきたkaitsuduketekita
かのkano場処basyoにあるのはniarunoha
けしてkeshite暗kuraいi闇yamiではなくdehanaku
とこしえのtokoshieno 輝kagayaくku源minamoto
刮目katsumokuせよseyo 光hikari宿yadoすsu
そのsono眼manakoにni 映utsuるものはrumonoha
このkono世yoのあらゆるnoarayuru
苦kuruしみshimi悲kanaしみshimi
そしてsoshite優masaるよろこびruyorokobi
頭koubeをwo垂taれre 祈inoりri捧sasaぐgu
導michibiかれたkareta 時tokiのno中nakaのno
一人hitoriとしてtoshite 生seiをwo享uけたketa
真shinのno意味imiをwo教oshiえたまえetamae
勇猛yuumouなるわがnaruwaga祖先chichiueよyo
時代tokiのno流nagaれはreha激hageしくshiku
またたおやかにmatataoyakani行iきki過suぎgi
黒漆kurourushiのno箱hakoへhe
仕舞shimaわれたwareta歴史rekishiはha
未来asuのno姿sugata映utsuすだろうかsudarouka
夜yoruのno静寂shijimaにni眠nemuれるreru
幼子osanagoたちのtachino見miるru夢yume
まるくmaruku握nigiりしめたrishimeta
小chiiさなsana掌tenohiraにni
包tsutsuまれたmareta見miえないenai種taneがga
いつのitsuno日hiにかnika花hana咲saくようにkuyouni
瞠目doumokuせしseshi おのがonoga力chikara
このkono躰karadaにni 秘hiめたるのはmetarunoha
未知michiなるnaru力chikaraとto
限kagiりないrinai叡智eichiとto
そしてsoshite愛aiするsuru念omoいi
頭koubeをwo上aげge 振fuりri返kaeるなruna
歩ayuむmu後atoにni 道michiはできるhadekiru
大和yamatoのno血chiをwo受uけke継tsuぐgu者mono
御空misoraにni舞maうu孤高kokouのno鷲washi
遙haruかなりしkanarishi人hitoのno御霊mitamaかka
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刮目katsumokuせよseyo 閃光senkou曳hiくku
そのsono眼manakoはha すべてをsubetewo射iるru
炎honooにくぐらせnikugurase
打uたれたtareta鋼haganeのno
煌kiraめくmeku刀katanaのようにnoyouni
頭koubeをwo垂taれre 祈inoりri捧sasaぐgu
導michibiかれたkareta 時tokiのno中nakaでde
日出hiiづるduru国kuni 生seiをwo享uけたketa
真shinのno意味imiをいつかwoitsuka知shiろうrou
勇猛yuumouなるnaru先人senjinたちよtachiyo
母hahaなるnaru大地daichi われらがwareraga祖国sokoku