あの日ひの愛あいは幻まぼろしですか
走はしる氷見ひみ線せん 海うみの上うえ
はるか大空おおぞら 立山たてやまも
涙なみだで曇くもって みえません
あなた恋こいしい雨あま晴はらし
みれん晴はれない ひとり旅たび
しぶきに煙けむる 男おとこ岩いわ
松まつが根ねをはる 女岩おんないわ
遠とおく離はなれた 影かげふたつ
添そえない二人ふたりに 似にています
あなた温ぬくめて 抱だきしめて
霙みぞれまじりの 風かぜが吹ふく
夕ゆうぐれ迫せまる 砂浜すなはまで
ぬいた指輪ゆびわを うずめます
波なみが足あしあと 消けすけれど
どうして面影おもかげ 消きえないの
あなたに逢あいたい 雨あま晴はらし
みれん晴はれない 冬ふゆの海うみ
あのano日hiのno愛aiはha幻maboroshiですかdesuka
走hashiるru氷見himi線sen 海umiのno上ue
はるかharuka大空oozora 立山tateyamaもmo
涙namidaでde曇kumoってtte みえませんmiemasen
あなたanata恋koiしいshii雨ama晴harashi
みれんmiren晴haれないrenai ひとりhitori旅tabi
しぶきにshibukini煙kemuるru 男otoko岩iwa
松matsuがga根neをはるwoharu 女岩onnaiwa
遠tooくku離hanaれたreta 影kageふたつfutatsu
添soえないenai二人futariにni 似niていますteimasu
あなたanata温nukuめてmete 抱daきしめてkishimete
霙mizoreまじりのmajirino 風kazeがga吹fuくku
夕yuuぐれgure迫semaるru 砂浜sunahamaでde
ぬいたnuita指輪yubiwaをwo うずめますuzumemasu
波namiがga足ashiあとato 消keすけれどsukeredo
どうしてdoushite面影omokage 消kiえないのenaino
あなたにanatani逢aいたいitai 雨ama晴harashi
みれんmiren晴haれないrenai 冬fuyuのno海umi