冷つめたい世間せけんの 片隅かたすみで
愛あいの陽射ひざしを くれたひと
苦労くろうしたねと いたわるように
肩かたを抱だく手ての 暖あたたかさ
野菊のぎくいちりん・・・
あなたの胸むねで 咲さきたいの
素顔すがおのおまえに 惚ほれたよと
照てれた眸めをして 云いうあなた
百合ゆりや牡丹ぼたんにゃ なれないけれど
傍そばでつましく 尽つくしたい
野菊のぎくいちりん・・・
おんなの蕾ゆめが 開ひらきます
故郷ふるさとみたいに やすらぐと
酔よってあなたは 膝ひざまくら
やっと掴つかんだ 倖しあわせだもの
ついてゆきます 離はなれずに
野菊のぎくいちりん・・・
あなたと明日あすへ 生いきたいの
冷tsumeたいtai世間sekenのno 片隅katasumiでde
愛aiのno陽射hizaしをshiwo くれたひとkuretahito
苦労kurouしたねとshitaneto いたわるようにitawaruyouni
肩kataをwo抱daくku手teのno 暖atataかさkasa
野菊nogikuいちりんichirin・・・
あなたのanatano胸muneでde 咲saきたいのkitaino
素顔sugaoのおまえにnoomaeni 惚hoれたよとretayoto
照teれたreta眸meをしてwoshite 云iうあなたuanata
百合yuriやya牡丹botanにゃnya なれないけれどnarenaikeredo
傍sobaでつましくdetsumashiku 尽tsuくしたいkushitai
野菊nogikuいちりんichirin・・・
おんなのonnano蕾yumeがga 開hiraきますkimasu
故郷furusatoみたいにmitaini やすらぐとyasuraguto
酔yoってあなたはtteanataha 膝hizaまくらmakura
やっとyatto掴tsukaんだnda 倖shiawaせだものsedamono
ついてゆきますtsuiteyukimasu 離hanaれずにrezuni
野菊nogikuいちりんichirin・・・
あなたとanatato明日asuへhe 生iきたいのkitaino