swimming cat 歌詞 黒子首 ふりがな付

ビルにすら背せを向むけられて
路地裏ろじうらに迷まよい込こんだ猫ねこさ
今いま手てを出だしたら引ひっ掻かくぜ
簡単かんたんに優やさしくなんてしないで

蝕むしばんだ中毒性ちゅうどくせい 穴あな空あいた心臓しんぞうを
誰だれかが覗のぞき込こんでいるようで塞ふさぎ込こんで
大体だいたいは 2 択たくだって 半分はんぶんは当あたんだって
全まったく笑わらっちまうぜ
そんじゃーね ばいばい

ビルにすら背せを向むけられて
路地裏ろじうらに迷まよい込こんだ猫ねこさ
今いま手てを出だしたら引ひっ掻かくぜ
簡単かんたんに優やさしくなんてしないで

いつだってノーフューチャー
時代じだいに逆さからって泳およいで行いくんだって
背中せなかでゴールを切きれ
正当せいとうな防衛ぼうえいさ 誰だれも罰ばっせらんない
始はじめるかい後半こうはん戦せん
しってるよ はいはい

雨あめに濡ぬれた街まちの匂においの中なかに
古ふるい記憶きおく見みつけ出だしたんだ
心こころ冴さえるよな冷ひえた風かぜが
狭せまい空そらの向むこう駆かけ抜ぬけて行いく

根拠こんきょもなけりゃ保証ほしょうもないぜ
シアンの渦うずに目めを眩くらまして
良いいも悪わるいも一瞬いっしゅんさ
まばたきの内うちに見逃みのがさないで

コンクリートで泳およぎを覚おぼえた
孤独こどくを愛あいする一いっ匹ぴき猫ねこさ
手てを出だすなら骨ほねまで愛あいして
またたびの酔よいが醒さめてしまう前まえに